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2021年09月18日

【唐獅子買取】唐獅子・狛犬・シーサーの買取について知っておくべきポイントBEST3【シーサー買取】

 

【唐獅子・狛犬・シーサーの買取について知っておくべきポイントBEST3】はじめに

床の間に飾ってある玉乗りの唐獅子、初詣などで神社へ参拝された際に目にする狛犬、そして沖縄のシーサー、それぞれが私たち日本人にとって馴染みのある想像上の生物です。

特に唐獅子やシーサーは置物として作られることも多く、床の間などの和室に飾られているご家庭もあるのではないでしょうか。

しかし最近では代替わりによるご実家整理、ご遺品整理、ご実家の売却や建て替えなどの理由から飾られていた唐獅子や狛犬、シーサーの置物を買取して欲しい、処分したいというお問い合わせが増えて参りました。

まず唐獅子や狛犬、シーサーの買取に関してはそれぞれの区別がつかず「唐獅子のような置物」「シーサーっぽい焼き物」といった具合に表現される方がほとんどです。

そうですよね、唐獅子・狛犬・シーサーそれぞれの見分けはなかなか難しいですよね。

また唐獅子や狛犬、シーサーの買取のお問い合わせでは「価値のある唐獅子・狛犬・シーサーかどうかわからない」「そもそも唐獅子・狛犬・シーサーは買取可能なのか」という不安や疑問の声も大変よく寄せられます。

結論から申し上げますと「唐獅子・狛犬・シーサーは十分買取可能」です。

しかし唐獅子・狛犬・シーサー高額買取となりますといくちかの条件があるのも事実です。

そこで今回は『唐獅子・狛犬・シーサーの買取について知っておくべきポイントBEST3』と題し、唐獅子・狛犬・シーサーの売却ポイントをご紹介したいと思います。

実家にある唐獅子の置物やシーサー、狛犬の焼物を処分したい、価値があるか判断できないとお困りの方にとってお役に立てましたら幸いです。

 

 

【唐獅子買取】唐獅子・狛犬・シーサーそれぞれの違いとは【シーサー買取】

まず唐獅子・狛犬・シーサーの違いとはなんでしょうか。

この三種の起源はいずれもペルシャ・インドにおけるライオンの像となります。特に古代エジプト・メソポタミアで神聖化したライオン像は全ての唐獅子・狛犬・シーサーの源流といっても差し支えないないでしょう。スフィンクスの例を挙げるまでもなく、ライオンは神の守護神として信仰されました。

唐獅子はもともと仏陀に一族を守るインドライオンがモチーフとされ、中国に伝わる中でより美術的、装飾的に具現化されるようになりました。

 

狛犬はその中国の獅子が唐の時代に仏教と共に日本へ伝わったものとされております。狛犬の語源については、地理的に朝鮮半島から伝わったため「高麗(こま)犬」と呼ばれたとするものや魔除けのために「拒魔(こま)犬」とよばれるようになったというものなど諸説あり定まっておりません。

神社の入り口で置かれている狛犬は実は一方が「狛犬」でもう一方が「獅子」であるとこはあまり知られておりません。現在では両方を併せて「狛犬」と呼ぶことが一般的で、それこそが「狛犬」なのか「唐獅子」なのかわからない要因となっております。

 

「狛犬」と「唐獅子」の見分け方は「角があり口を閉じている方が狛犬・角がなく口を開けている方が獅子」とするのですが、鎌倉時代以降になりますとこういった様式は簡素化されるようになり昭和時代には狛犬も獅子も角がなく口の開け閉め以外の違いは見られないケースがほとんどかもしれません。この口の開け閉めは日本独自の特徴で中国や朝鮮の獅子にはあまり見られません。

これは所謂「阿吽(あうん)の呼吸」の「阿吽」における「阿形(あぎょう)」と「吽形(うんぎょう)」を意味しております。「阿吽」は古代インド仏教において全ての始まりから終わりまでを示す言葉とされ、その考えが仁王像や狛犬・獅子の造形に反映されたと言われております。

 

そしてシーサーは沖縄地方との関連が深かった中国や南方より伝わった獅子が沖縄語で発音されたものとするのが一般的です。

シーサーは魔除けの意味を持つ伝説上の獣像であり、専ら屋根の上に鎮座することが知られておりますが屋根に置くようになったのは明治以降でありそれまでは寺社や城の門や村落の出入り口などに置かれることが多かったそうです。またシーサーも仏教の影響か、狛犬・獅子のように阿吽像一対で置かれることが多いとされております。

 

 

【唐獅子売却】唐獅子・狛犬・シーサーの買取ポイント①

唐獅子・狛犬・シーサーの買取ポイント①はまず「時代性」です。

時代性とは簡単に申し上げると「古い唐獅子・狛犬・シーサーであるかどうか」という意味合いになります。

これは唐獅子・狛犬・シーサーに限らず、骨董品や美術品全般に当てはまることですが時代のある作品は現存数が少ないため希少価値が高まり買取価格を押し上げます。

狛犬は日本の古瀬戸に作例が多く、保存状態次第では高額買取となる可能性があります。角の生えた狛犬は時代が進むごとに簡略化され最終的に角そのものが無くなってしまいます。逆に言えば角のある狛犬は時代が古いかもしれません。

 

この様に唐獅子・狛犬・シーサーはそれぞれ当時の様子を色濃く残す作品は時代のある作品の可能性もあり、保存状態もありますが十分高額査定となり得ます。

特に唐獅子と狛犬は仏教要素を含んでいるため、仏教美術のひとつとして買取される場合も少なくありません。

材質も陶磁器にはじまり石造・木造・銅などの金属など様々です。石造は重量もありますので時代が古い作品でも買取対象となるかは買取店によりますのでご相談いただければと思います。

 

【シーサー売却】唐獅子・狛犬・シーサーの買取ポイント②

唐獅子・狛犬・シーサーの買取ポイント②は「生産地」です。

唐獅子の生産で現在有名なのは石川県の九谷焼ではないでしょうか。九谷焼では唐獅子や観音像、招き猫といった縁起物の置物を明治時代以降に全国はもちろん海外向けの輸出品として生産するようになります。「盛(もり)」という技法が用いられ絢爛豪華な加飾が特徴的です。立体的な模様は重厚感溢れ、赤地に金彩が施された唐獅子などが床の間飾りとして人気を博します。

また素焼の唐獅子で有名なのが備前焼です。備前焼では置物のほか香炉などの作例も多く見られます。

狛犬の生産地はなかなか申し上げにくいのですが、上記いたしました古瀬戸では比較的多くの作例が見受けられます。

シーサーは沖縄県の壺屋焼で生産されております。壺屋焼は沖縄を代表する焼物です。壺屋焼では色絵付の上焼(じょうやち)と素焼の荒焼(あらやち)に二分されシーサーは元来荒焼で生産されておりました。 

 

 

【唐獅子査定】唐獅子・狛犬・シーサーの買取ポイント③

唐獅子・狛犬・シーサーの買取ポイント②は「作家性」です。

基本的に時代のある唐獅子・狛犬・シーサーが高値買取されることは間違いないのですが、では新しい唐獅子・狛犬・シーサーは買取価格が安いのかと言えばそうではありません。

もちろん近現代の置物として生産された唐獅子・狛犬・シーサーは工芸品という位置付けが強く大量生産されたものも少なくありません。しかし有名な陶芸家・陶工などにより制作された唐獅子・狛犬・シーサーは大量生産品ではなく「作家物」となります。

 

例えば備前焼では備前焼の人間国宝・金重陶陽の制作した唐獅子であれば高額買取となる可能性が高いです。

シーサーでは壺屋焼の名工にしてシーサー作りの名人・島常賀の制作したシーサーは人気が高く高値買取となりやすいシーサーとして知られております。壁掛けのシーサーが作品としては多く、その表情も迫力があります。

こういった作家物では共箱など付属品も有無も大切な査定ポイントとなります。尤も島常賀のシーサーは大作が多く作行きでの判断となる場合もございます。

 

 

【獅子買取】唐獅子のモチーフについて

唐獅子は置物として制作されることもありますが、器物のモチーフとして作られる場合もございます。

例えば香炉の蓋や根付、鍔といった刀装具などが挙げられます。また伊万里焼や九谷焼の絵付でも図案とされるなど日本の骨董、古美術において多様な形で唐獅子が用いられています。

それだけ唐獅子はデザイン性に優れ、且つ日本人にとって愛着のあるモチーフなのでしょう。

 

 

【唐獅子・狛犬・シーサーの買取について知っておくべきポイントBEST3】まとめ

唐獅子や狛犬、シーサーの買取では重要視されるポイントが3点あります。

ひとつは「時代性」ひとつは「生産地」そして「作家性」です。

 

時代のある唐獅子や狛犬、シーサーは古美術品として価値が高く、特に唐獅子と狛犬は仏教の観点から仏教美術として評価され、保存状態如何では十分高額買取を見込めます。

また唐獅子は九谷焼や備前焼で、シーサーは沖縄の壺屋焼で生産され、それぞれで人気を博します。中でも九谷焼は唐獅子だけでなく観音像や招き猫などの置物制作に明治時代以降力を入れており絢爛豪華な工芸品として一定の需要が見込めます。

備前焼では金重陶陽や藤原陶斎、西村春湖など獅子の名工・名陶工が多いことで知られております。またシーサーは壺屋焼の名陶工にしてシーサー作りの名人として名高い島常賀が有名です。

これら名工の作品は作家物と呼ばれ、大量生産された置物とは一線を画す作品として評価され高額買取となる可能性を秘めております。作家物の買取査定には共箱などの有無も重要なポイントとなりますのでご確認をお願い致します。

 

その一方で唐獅子・狛犬・シーサーは大量生産された土産品や工芸品という一面もあり、本来の価値がなかなか分かりにくい品物にひとつにあるでしょう。

実家に置きっぱなしの唐獅子やご遺品整理やご実家整理で発見された古い狛犬やシーサー、もしかしたら時代のある作品か作家物かもしれません。しかし一見古いものに見えるけれど実際どうなのか判断に迷う方も少なくありません。特に普段から唐獅子・狛犬・シーサーに馴染みのない方ですとどれも同じ置物に見えてしまうかもしれません。

 

 

もし価値のわからない唐獅子の置物や古い狛犬、シーサーの処分にお困りの際は是非、唐獅子・狛犬・シーサー買取専門店でもある「江戸市川」にご相談下さいませ。

お持ちの唐獅子・狛犬・シーサーを売る・売らないは別として、先ずは「価値がある獅子かどうか」「買取可能なシーサーかどうか」だけでもお客様ご自身が把握するためにポスターの買取査定にお問い合わせ頂くのはいかがでしょうか。

私ども唐獅子・狛犬・シーサー買取専門「江戸市川」ではお客様のお気持ちに寄り添った唐獅子の置物査定や壁掛けのシーサー買取を心がけております。

他の買取業者では断られたお品でもご依頼・売却いただけます。もちろん無料査定です。
電話0120-456-956、web、LINEからお気軽にご相談いただけましたら幸いです。

 

 

唐獅子・狛犬・シーサー・置物買取専門店「江戸市川」の買取査定詳細はコチラ↓

唐獅子・狛犬・シーサーの置物買取・査定は江戸市川へお問い合わせください


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