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古写真・鶏卵紙買取（福島県会津若松市）会津藩主松平容保・松平喜徳写真・幕末・戊辰戦争・明治維新

平素より大変お世話になっております。福島県会津若松市での酒器・骨董・古写真買取専門店「江戸市川」です。　

今回は福島県会津若松市在住の方より宅配買取致しました明治時代の鶏卵紙写真をご紹介したいと思います。

まさしく会津若松市ならではの一品かと思われます。

買取対象となりました古写真は会津藩9代藩主・松平容保（まつだいらかたもり）とその養子、会津松平家10代当主・松平喜徳（まつだいらのぶのり）の鶏卵紙写真です。

幕末ファンの方で松平容保をご存知ない方はいらっしゃらないでしょう。

松平容保は幕末・戊辰戦争の中心的人物として知られております。京都守護職に就任し新選組と共に京都の治安維持に務め、尊王攘夷派志士弾圧の指揮を執ります。

しかし鳥羽伏見の戦いで討幕軍に敗れると海路で江戸に退却、その後奥羽越列藩同盟を結成し鶴ヶ城を拠点に西軍と戦います。

白虎隊など多大な犠牲を出した会津藩は1868年9月に降伏しました。　

戊辰戦争以降の松平容保についてフォーカスが当たることは少ないのですが、1880年には日光東照宮の宮司、更に同年3月には上野東照宮の祠官を兼務するなど神職に従事します。

そしてその養子、松平喜徳はもともと常陸国水戸藩主・徳川斉昭の十九男として生まれます。

1868年2月に容保隠居により会津松平家10代当主を継ぎますが1873年（明治6年）斉昭の二十二男である前松川藩知事・松平頼之が死去したことに伴い容保との養子縁組を解消し、頼之の跡を継ぎます。

買取対象となりました松平容保・松平喜徳の鶏卵紙写真は明治時代のものです。松平容保は晩年期の姿ですが、これが京都守護職時代の姿でしたら買取査定ではプラス評価となったことでしょう。

ただ、いち幕末ファン、歴史ファンとしてはロマンを感じさせる古写真ということもあり、出来る限りの買取価格をご案内しご依頼者様にもご満足いただく事が叶いましたことは嬉しい限りです。

この度は会津藩主松平容保・松平喜徳の鶏卵紙写真、古写真買取にご用命下さりありがとうございました。　

酒器・骨董・古写真買取専門店「江戸市川」では鶏卵紙古写真・幕末志士写真の買取を強化しております。
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