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古書・印譜の買取（宋名家印譜・捃印補正巻）東京都豊島区

平素より大変お世話になっております。東京都豊島区での酒器・骨董・古書・古文書買取専門店「江戸市川」です。

お伺いしました地区は東京都豊島区となります。

東京都豊島区は東京都北西部に位置し文京区・新宿区・中野区・北区・板橋区・練馬区と多くの行政区と隣接しております。

池袋駅を中心とする副都心であり、かつ立教大学や学習院大学、川村学園女子大学、東京音楽大学などの有名大学キャンパスを有する地区としても知られています。

さて、今回買取対象となりました古書・古文書は中国の印譜になります。

中国の印譜と申し上げても日本の版元によって摺られた和装本です。

ごらんのように中国北宋時代の皇帝・徽宗の印章を始め文人や書家の落款が集められた印譜になります。

印譜とは鑑賞や研究用に印章や落款を掲載した書籍を指します。元々は中国の本・漢籍として始まり、北宋時代の『集古印格』が最古の印譜と云われております。

次に古いのが同じ北宋時代の徽宗が選した『宣和印譜』とされております。　

印譜には原印を直接押した原鈐本、模刻した鈐印本、木版などに写した翻刻本の三種類に分類されます。

こうした印譜は篆書を学ぶ篆刻家により盛んに刊行されることとなりました。

印譜の価値は原鈐本が最も高く時代の古い中国の印譜は中国美術としての価値も加味され高額買取対象となります。

買取いたしました印譜は享和2年（1802年）に発行され天保5年（1834年）に再版されました『宋名家印譜』の『捃印補正』です。

江戸時代には中国文人趣味が根付き、煎茶なども盛んに行われる様になりました。宋時代の風流さはそうした日本の文人趣味に合致したため宋時代縁の中国作家や書家、文人の作品を求めたのかもしれません。

大坂の柏原屋は渋川版と呼ばれる御伽文庫などを出版しておりますが、さらに享保期以降の絵本文化を支えた板元としても知られております。

例えば橘守国画作『絵本写宝袋』は鈴木春信などの浮世絵師に多大な影響を与えたと云われております。

『捃印補正』は上下巻とあり、揃いですときちんと評価できるのですが今回は下巻のみとなりましたので買取査定としては下げざるを得ませんでした。

ただ和本とはいえ人気の中国印譜でもありますのでお客様にご納得いただける価格にて買取させていただきました。

古書はご覧の通り、表装もボロボロとなったものが多く、あまりご関心のない方ですと捨ててしまわれる方も少なくありません。

実際今回も古書買取のお話を伺うまでお客様は捨ててしまうことをお考えだったそうです。

酒器・骨董・古書・古文書買取専門店「江戸市川」では古書・古文書の買取を強化しております。
価値の分からない古書や古文書、和本、古い手紙、書道のお手本などは捨ててしまう前に一度ご相談いただければと存じます。

判子のようなものが沢山押された本も買取対象です。

他の買取業者では断られたお品でもご依頼、ご売却いただけます。
電話0120-456-956、web、LINEからお気軽にご相談いただけましたら幸いです。

東京都豊島区での古書・古文書査定はここから↓
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東京都豊島区周辺では以下の地区での古書・古文書買取を強化しております。

・豊島区内

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・東京都内

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上記以外の関東圏内（東京都、千葉県、神奈川県、茨城県、栃木県、群馬県）の市町村に加え全国無料にて酒器・骨董・古書・古文書・印譜・中国美術など出張買取を承っておりますのでご遠慮なくご依頼下さいます様お願いいたします。