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浮世絵買取（歌川国貞・歌川国玉）東京都大田区にてご遺品整理のご依頼より

平素より大変お世話になっております。東京都大田区での酒器・骨董・浮世絵買取専門店「江戸市川」です。

今回お伺いしました地区は東京都大田区になります。

東京都大田区は東京23区部南部に位置し江東区や品川区、世田谷区、目黒区のほか神奈川県川崎市と接する区です。

大田区の区の花は梅で、浮世絵師・歌川広重の『名所江戸百景』では『蒲田の梅園』が紹介されております。

この蒲田の梅園とは大田区蒲田に現在もあります聖跡蒲田梅屋敷公園となります。

さて今回東京都大田区にて買取対象となりました浮世絵は歌川国貞・国玉の『げんじ今様絵巻・花見之図・わかむらさき』大判3枚続です。

ただこちらの浮世絵は国貞は国貞でも二代目歌川国貞の作品となります。

二代目歌川国貞は初代歌川国貞の門人で三代・歌川国政としても知られております。

1852年に初代・国貞の長女に入婿し二代目歌川国貞を襲名しました。三代豊国と称し当時騒ぎとなりましたが、これは初代国貞が二代豊国と称したためです。

初代国貞は本来三代目豊国だったのですが歌川派のちょっとお家騒動で二代目を名乗ります。そのため二代目国貞も本来は四代豊国であるところを三代豊国と称したとされております。

号を一寿斎、梅蝶樓、一陽斎とし江戸時代末期から明治期にかけて活躍した浮世絵師です。　

もう一人の浮世絵師は歌川国玉、二代目国貞同様に初代国貞の門人です。

『げんじ今様絵巻・花見之図・わかむらさき』は源氏物語を画題にし1858年（安政5年）に蔦屋吉蔵によって発行されました。

江戸時代後期から末期にかけて柳亭種彦の長編合巻『偐紫田舎源氏（にせむらさきいなかげんじ）』の人気により源氏物語ブームが起こっており浮世でも源氏物語は人気の画題だったようです。

お話をお伺いしますとご実家は山梨県見延町とのこと、寒暖の差激しく湿気なども加わり浮世絵が傷んでしまったのかもしれません。相当の劣化が見られました。

そのためご依頼者様は当初こちらの浮世絵を可燃ゴミとして処分しようと思われたそうです。ですが、やはり捨てるには忍びないとのお気持ちになられ、浮世絵買取専門の弊社ならとご相談くださいました。

確かに、こちらの浮世絵は残念ながら保存状態が悪いため浮世絵買取査定価格としては控えめとならざるを得ませんでした。ただ捨ててしまうには惜しいと判断しご依頼者様にご納得いただける価格でお預りいたしました。

また今回は雛人形やその他の贈答品など、お亡くなりになられたご両親様のご遺品整理として買取致しました。

この度は浮世絵の買取並びに雛人形買取、ご遺品整理にご用命下さりありがとうございました。

酒器・骨董・浮世絵買取専門店「江戸市川」では浮世絵の買取を強化しております。
歌川国貞をはじめ歌川国芳や歌川広重など歌川派の浮世絵ご売却をご希望のお客様は是非「江戸市川」にお問い合わせ下さいませ。

価値のわからない浮世絵や古い浮世絵でも構いません。

他の買取店では断られたお品物も査定・売却いただけます。もちろん無料査定です。

電話0120-456-956、web、LINEからお気軽にご相談いただけましたら幸いです。

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