吉村楽入
平素より大変お世話になっております。東京都台東区での酒器・茶道具・香道具買取専門店「江戸市川」です。
お伺いしました地区は東京都台東区になります。
東京都台東区は東京都北東部に位置する特別区となります。
台東区は東京内で最も古くから市街地として発展し浅草にあります浅草の起源は飛鳥時代の推古天皇36年(628年)にまで遡るそうです。
また台東区には明治時代から美術館や博物館が建設されアート・芸術文化の発信地としての役割も果たして参りました。
さて、今回買取対象となりました香道具は聞香炉です。
お香には部屋に香木、お線香、練香などのお香の香りを漂わせる「空薫」と手のひらに収め香木などお香の香りを静かに聞く「聞香」という楽しみ方があります。
空薫は「そらだき」と読みます。
空薫は火をおこした炭を香炉の灰の中に浅くうずめ灰自体を温めます。
その温めた灰の上に香木などを置き香りを楽しみます。香木は小さく割り加工して使いますが、空薫では「爪」と呼ばれる形が適しているとされております。
空薫の灰には用いた香木などの香りが残ります。
灰の上に直接乗せる空薫に対し、香道では聞香というお点前もございます。
聞香は「もんこう」よ読みます。
香道では香りを匂うや嗅ぐとは言わず、「聞く」といいます。
手の中に納まる聞香炉を用い、ほのかに香る香木の繊細な香りを鑑賞します。
火をおこした炭を用いるところは空薫と同じですが、聞香では炭を灰の中に山状にうずめ、山頂部から埋めた炭まで火気の通る道「火窓」を開け、その上に「銀葉」という雲母で出来た板を乗せ、さらにその上に香木を乗せます。そして銀葉が落ちないように注意して聞香炉を水平に持ち「香りを聞き」ます。
空薫に比べると香りは抑え目なため、集中して聞くことから武家を中心に精神的な修行としても考えられておりました。
拝見しました聞香炉は京焼・清水焼の陶工、吉村楽入の作品となります。
楽入は楽焼の窯元としても知られており楽茶碗などの抹茶碗といった茶道具を多く作陶しております。その一方で香道具、とりわけ香炉や香合にも力を入れて製作をしており干支にちなんだ香合や交趾焼の香合、さらに聞香炉も多く製作しております。
こちらの聞香炉をお持ちの方はご依頼者様のお母様にあたる方で、残念ながらお亡くなりになりご遺品の整理という形で弊社にご依頼くださいました。
年代的には二代・吉村楽入の聞香炉だと思われます。
もともとは茶道をされていた方で、香道も茶道のお点前のひとつとして習われていたそうです。
茶道でも炭点前の際に香合や香木、練香を用いますし、表千家では聞香点前が伝えられているなど茶道と香道の親和性は非常に高いと言えます。
吉村楽入の聞香炉はワンランク上のお稽古用香道具となりますので茶道具・香道具買取価格としては控えめとなってしまいます。
ただ茶道や香道をこれから始める方にとってはお手軽な価格で入門できるため、是非次の方にお譲りし願わくば日本の芸道を後世に伝えるお手伝いをさせていただきたいと僭越ながら日々思っております。
この度は聞香炉・香道具ならびに茶道具・ご遺品整理にご用命下さりありがとうございました。
酒器・骨董買取専門店「江戸市川」では香道具・聞香炉の買取を強化しております。 香炉・聞香炉をはじめ香合・火道具といった香道具買取や白檀・沈香・伽羅などの香木のご売却をご希望のお客様は是非酒器・骨董・香道具買取専門店「江戸市川」にお問い合わせ下さいませ。
他の買取業者では断られたお品でもご依頼・売却いただけます。 電話0120-456-956、web、LINEからお気軽にご相談いただけましたら幸いです。
東京都台東区での香道具・聞香炉査定はここから↓ 東京都台東区での香道具・聞香炉買取は「江戸市川」にお任せください。
東京都台東区周辺では以下の地区での香道具・香炉買取を強化しております。
・東京都台東区内
秋葉原・浅草・浅草橋・池之端・今戸・入谷・上野・上野公園・上野桜木・雷門・北宇野・清川・蔵前・小島・寿・駒形・下谷・千束・台東・鳥越・西浅草・日本堤・根岸・橋場・花川戸・東浅草・東上野・松が谷・三筋・三ノ輪・元浅草・谷中・柳橋・竜泉
・東京都
千代田区・中央区・文京区・墨田区・荒川区・江東区・板橋区・北区・足立区・荒川区・江戸川区・豊島区など
上記以外の関東圏内(東京都・千葉県・埼玉県、神奈川県、茨城県、栃木県、群馬県)の市町村に加え全国無料にて酒器・盃・骨董・香道具・香木など出張買取を承っておりますのでご遠慮なくご依頼下さいます様お願いいたします。
店舗 酒器・骨董品買取専門の江戸市川
電話 0120-456-956
住所 〒132-0003 東京都江戸川区春江町2-10-15
営業時間 9:00~21:00(年中無休/土日祝日対応)
買取に関する電話 0120-456-956
受付時間 9:00~21:00(年中無休/土日祝日対応)
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お伺いしました地区は東京都台東区になります。
東京都台東区は東京都北東部に位置する特別区となります。
台東区は東京内で最も古くから市街地として発展し浅草にあります浅草の起源は飛鳥時代の推古天皇36年(628年)にまで遡るそうです。
また台東区には明治時代から美術館や博物館が建設されアート・芸術文化の発信地としての役割も果たして参りました。
さて、今回買取対象となりました香道具は聞香炉です。
お香には部屋に香木、お線香、練香などのお香の香りを漂わせる「空薫」と手のひらに収め香木などお香の香りを静かに聞く「聞香」という楽しみ方があります。
空薫は「そらだき」と読みます。
空薫は火をおこした炭を香炉の灰の中に浅くうずめ灰自体を温めます。
その温めた灰の上に香木などを置き香りを楽しみます。香木は小さく割り加工して使いますが、空薫では「爪」と呼ばれる形が適しているとされております。
空薫の灰には用いた香木などの香りが残ります。
灰の上に直接乗せる空薫に対し、香道では聞香というお点前もございます。
聞香は「もんこう」よ読みます。
香道では香りを匂うや嗅ぐとは言わず、「聞く」といいます。
手の中に納まる聞香炉を用い、ほのかに香る香木の繊細な香りを鑑賞します。
火をおこした炭を用いるところは空薫と同じですが、聞香では炭を灰の中に山状にうずめ、山頂部から埋めた炭まで火気の通る道「火窓」を開け、その上に「銀葉」という雲母で出来た板を乗せ、さらにその上に香木を乗せます。そして銀葉が落ちないように注意して聞香炉を水平に持ち「香りを聞き」ます。
空薫に比べると香りは抑え目なため、集中して聞くことから武家を中心に精神的な修行としても考えられておりました。
拝見しました聞香炉は京焼・清水焼の陶工、吉村楽入の作品となります。
楽入は楽焼の窯元としても知られており楽茶碗などの抹茶碗といった茶道具を多く作陶しております。その一方で香道具、とりわけ香炉や香合にも力を入れて製作をしており干支にちなんだ香合や交趾焼の香合、さらに聞香炉も多く製作しております。
こちらの聞香炉をお持ちの方はご依頼者様のお母様にあたる方で、残念ながらお亡くなりになりご遺品の整理という形で弊社にご依頼くださいました。
年代的には二代・吉村楽入の聞香炉だと思われます。
もともとは茶道をされていた方で、香道も茶道のお点前のひとつとして習われていたそうです。
茶道でも炭点前の際に香合や香木、練香を用いますし、表千家では聞香点前が伝えられているなど茶道と香道の親和性は非常に高いと言えます。
吉村楽入の聞香炉はワンランク上のお稽古用香道具となりますので茶道具・香道具買取価格としては控えめとなってしまいます。
ただ茶道や香道をこれから始める方にとってはお手軽な価格で入門できるため、是非次の方にお譲りし願わくば日本の芸道を後世に伝えるお手伝いをさせていただきたいと僭越ながら日々思っております。
この度は聞香炉・香道具ならびに茶道具・ご遺品整理にご用命下さりありがとうございました。
酒器・骨董買取専門店「江戸市川」では香道具・聞香炉の買取を強化しております。
香炉・聞香炉をはじめ香合・火道具といった香道具買取や白檀・沈香・伽羅などの香木のご売却をご希望のお客様は是非酒器・骨董・香道具買取専門店「江戸市川」にお問い合わせ下さいませ。
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・東京都台東区内
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・東京都
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