平素より大変お世話になっております。東京都渋谷区での酒器・骨董・日本軍・ミリタリー買取専門店「江戸市川」です。

お伺いしました地区は東京都渋谷区になります。東京都渋谷区は東京都23区域の中央に位置し、千代田区・港区・中央区・新宿区と共に都心5区と呼ばれる区です。

また品川区や目黒区、世田谷区、中野区、杉並区とも接しており日本を代表する繁華街・オフィス街となります。ただ明治神宮や代々木公園など緑も多く松濤や代々木上原、広尾には閑静な住宅街が広がります。

さて買取対象となりましたミリタリー・軍装品は日本軍の九〇式鉄帽、通称「鉄兜」です。

九○式鉄帽は1930年（昭和5年）頃に日本帝国陸軍にて正式採用された軍用ヘルメットとなります。

九○式鉄帽が採用される前は1920年頃からフランス軍・イギリス軍・ドイツ軍のヘルメットを参考にして作られた「サクラヘルメット」を使用しておりました。

この九○式鉄帽を「鉄兜」の名でご存知の方も多いかと思われます。制作当初は兵器としての扱いだったため実際に「九○式鉄兜」と呼ばれておりましたが1932年に被服扱いとなり名称も鉄の帽子ということで「九○式鉄帽」と改称されました。

九○式鉄帽の特徴は内装（ライナー）は革張り、顎紐はまさしく兜のような平打紐が挙げられます。また陸軍と海軍とで帽章が異なり陸軍は「星章（五光星）」、海軍は「錨と桜（または錨のみ）」となります。サイズは大と小の2種類です。

こちらの九○式鉄帽はお亡くなりになられたご依頼者様の御祖父様が戦地で実際使用していた鉄兜となります。ご依頼者様が渋谷区のご実家で遺品整理をされる中、日本軍のヘルメットのようなものが出てきたということでこの度出張査定のご依頼を承った次第です。拝見しますと帽章は星章でしたので旧日本陸軍の九○式鉄帽であることをご説明させて頂きました。

ご遺族様はあまり鉄兜についてご存知ではなかったですが、故人様を戦地で守ってくれたものであるということもあり思い入れの深いお品物となりました。ご家族のファミリーヒストリーとしてお持ちになることもご提案させていただきましたが、ご遺族様にとっても持て余してしまうお品物ということでしたので日本軍の軍装品買取という形でお譲りいただきました。

この度は九○式鉄帽・鉄兜の買取にご用命下さりありがとうございました。

戦争当時のものは、保存状態次第となりますが、ミリタリーグッズ買取としてだけでなく歴史的な戦争資料として買取されることも少なくありません。

もしご実家の整理やご自宅の片付け、またはご遺品整理などで鉄兜や鉄帽、軍服など日本軍関係の資料などが出て参りましたら軍隊・旧日本軍関連資料買取専門店「江戸市川」へお問い合わせ下さい。

「江戸市川」では鉄兜や鉄帽はもちろん軍服や肩章、勲章・従軍記章買取や日本軍の写真アルバム・戦争資料・軍隊資料買取を強化しております。

「日本軍関係の資料や制服などの価値を知りたい」という方はぜひご相談ください。

他の買取業者では断られたお品でもご依頼、ご売却いただけます。もちろん無料査定です。
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