平素より大変お世話になっております。千葉県流山市での酒器・骨董・古銭・古紙幣買取専門店「江戸市川」です。

今回古銭・古紙幣買取でお伺いしました地区は千葉県流山市となります。千葉県流山市は千葉県北西部に位置する市です。

千葉県松戸市や柏市、野田市をはじめ埼玉県三郷市、吉川市と隣接する流山市は江戸時代には軍馬を養う小金牧の一部として大半が天領とされ、さらに河川舟運で賑わいを見せた町として知られております。流山本町は当時の面影を残す地区として観光スポットとなっております。　

さて、この度買取対象となりました古銭・古紙幣はマカオ旧紙幣となります。

マカオは中華人民共和国マカオ特別行政区の通称です。旧ポルトガル領でしたが1999年12月に中国へ返還されました。

画像の紙幣は1945年発行のマカオ紙幣、マカオ・パタカです。パタカは1905年大西洋銀行により発行されます。

マカオは第二次世界大戦では中立国だったポルトガルの統治下だったため日本とも中華民国ともイギリスとも交戦することなく中立地区として機能しておりました。

ただ日中戦争の影響から中国人の難民が流入し、1941年に設置された在マカオ日本領事館は蒋介石による抗日活動と対日テロの対象ともなりました。

画像のマカオ紙幣は1945年11月に発行された旧紙幣です。この時代のマカオ紙幣は太平洋銀行ではなく大西洋国海外准理銀行となるのが一般的です。

こちらの紙幣はご依頼者様の御祖父様が台湾に従軍されていた際に持ち帰られた紙幣となるとのことでした。

ご自身でもお調べになり、マカオの紙幣ということまではお分かりになられたのですが、それが古紙幣市場ではどのくらいの価値となるか分からず古銭・古紙幣買取専門店でもある「江戸市川」へご相談くださいました。

1945年は日本が中国大陸より撤退しておりますので古紙幣としての需要はそれほど高くはなく、買取価格としても控えめとなります。

一概には申し上げにくいのですが、中国紙幣やマカオや香港、朝鮮などそれに準じた地域の古銭・古紙幣は日本統治下時代であったかどうかがひとつの基準となっております。

もちろん保存状態なども大切な要因です。

ご依頼者様にはそういった旨をお伝えし現在の市場価格に鑑みた買取価格を提示、ご納得いただいた上での買取となりました。

酒器・骨董・古銭・古紙幣買取専門店「江戸市川」では古銭・古紙幣の買取を強化しております。
マカオ紙幣や香港紙幣、朝鮮紙幣、中国紙幣買取をはじめ日本の古銭や中国の古銭、満州、台湾などの古銭・古紙幣買取、さらに価値の分からない古銭・古紙幣のご売却をご希望のお客様は是非古銭・古紙幣買取専門店「江戸市川」にお問い合わせ下さいませ。

他の買取業者では断られたお品でもご依頼、ご売却いただけます。
電話0120-456-956、web、LINEからお気軽にご相談いただけましたら幸いです。

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