平素より大変お世話になっております。東京都江東区での酒器・骨董・古写真買取専門店「江戸市川」です。

今回お伺いしました地区は東京都江東区東陽です。

江東区東陽は江東区中央部に位置し深川地域に属する地区になります。東京メトロ東西線駅・東陽町駅と江東区役所が所在します江東区行政の中心地でもあります。

さて、今回買取させていただきました古道具は戦前の古写真になります。

古い写真は戦前の風俗や風景、建物などが分かるため歴史的資料としての価値が見直されつつあり、戦前写真の買取価格は上昇する傾向にあります。

同じような意味合いで古い戦前絵葉書も歴史資料として人気・需要ともに高く買取価格も高いものも存在します。

中でも日本占領下の満州や朝鮮の生活様式や服装、暮らしなどを捉えた古写真や絵葉書は今では撮ることができない風景なため、研究資料として高額買取されるケースも少なくありません。

今回買取をしました古写真は日本橋の写真店が撮ったものになります。

着物の柄から推察しますに大正から昭和にかけての古写真だと思われます。写真には「Ｋ.ＴＡＮＡＫＡ　ＮＩＨＯＮＢＡＳＨＩ」とあります。

大正時代以降はカメラ技術の進歩により町の写真店が増えた時代です。まだ家庭用カメラが普及する前、人々はそれぞれの街の写真屋へ行き写真を撮ってもらっておりました。

この古写真もお正月に撮られたもののの記載が裏にございました。

よく見ると帯留や宝石のリングをされていることもわかります。戦前の上流社会では宮内庁筋より「着物の礼装時には帯留めや指輪に宝石を」するようお達しがあったと云われており、この写真はまさにそのことを裏付けるかのような写真だと言えます。

ご依頼者様にお話をお伺いしますと、近々実家を取り壊し、建て替えをする予定で家財整理をしていたところ戸袋に古い写真やアルバムを発見したが価値もわからなかったため「江戸市川」にご相談の連絡をくださったとのことでした。

拝見する限りでは大正から昭和にかけてご家族を中心に撮られた写真が主なようで、歴史的価値というよりファミリーヒストリ-的な要素が強い古写真と判断いたしました。

ただその中にも、今回ご紹介した古写真の様に、当時のファッションの流行を裏付けるかのようなものもあり大変興味深く拝見いたしました。

この度は大正・昭和時代の空気感が伝わる古写真・アルバムを買取させて下さりありがとうございました。

酒器・骨董・古写真買取専門店「江戸市川」では戦前写真の買取を強化しております。
戦前の古い写真、満州・朝鮮・台湾などの風景が撮られた古写真、旧日本軍の兵隊が撮られた古い白黒写真、また侍が撮られた古い写真などのご売却をご希望のお客様は是非「江戸市川」にお問い合わせ下さいませ。
電話0120-456-956、web、LINEからお気軽にご相談いただけましたら幸いです。

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