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古地図・江戸切絵図の買取（静岡県富士宮市）尾張屋版江戸切絵図28舗・古書古文書買取

平素より大変お世話になっております。静岡県富士宮市での酒器・骨董・古書・古地図買取専門店「江戸市川」です。

静岡県富士宮市は静岡県東部に位置し静岡県富士市・御殿場市・小山町や山梨県富士吉田市・見延町・河口湖町・鳴沢村と隣接する市になります。

富士山本宮浅間神社は全国に凡そ1300社ほどある浅間神社の総本社であり富士山信仰の中心の一つといっても過言ではないでしょう。

本殿東には湧玉池があり富士山からの湧水を汲む場所も用意されております。

また富士宮市で忘れてはいけないのがご当地グルメの富士宮やきそばですね。

さて、今回買取対象となりました古書・古地図は江戸時代後期から末期にかけて刊行された尾張屋版江戸切絵図です。

尾張屋版江戸切絵図は1849年（嘉永2年）から1862年（文久2年）ごろまで改訂を繰り返しながら発行された江戸時代後期から幕末期を代表する地図となります。

版元は金鱗堂・尾張屋清七、江戸切絵図の版元の他にも二代目歌川広重の浮世絵・錦絵を出版したことでも知られております。

切絵図は江戸時代から明治にかけ流行した絵図の様式で、細かい道筋や武家屋敷・大名屋敷の名前なども記入されたことから携帯用地図として人気を博しました。

特に尾張屋版江戸切絵図は、さすが浮世絵版画の版元、多色刷りを多用し色鮮やかな出来栄えで当時の江戸への観光客から絶大な人気を誇ります。そのため江戸土産として日本各地に持ち帰られるケースも少なくありませんでした。

尾張屋版の江戸切絵図は基本的に画像の28図を指します。嘉永年間に発行されたものえお安政4年に統一し28舗となります。それ以後も人気のために発行と改訂は繰り返し行われ、さらにもともとあった「築地八丁堀日本橋南絵図」を「京橋南築地絵図」と「霊岸島八丁堀日本橋南絵図」の二つに分け、そして「内藤新宿千駄ヶ谷絵図」と「八丁堀細見絵図」を加えた合計32枚で完成とされました。ただ「八丁堀細見絵図」に関しては別扱いとなることが多く31枚揃えとすることもございます。

こちらの江戸切絵図は28枚ということで安政年間に統一されたものと推察いたします。元々は箱があったのかしれません。

何枚か虫食いが見られたのは残念でしたが、改訂が繰り返されているとはいえ幕末までの貴重な古地図であることには間違いありません。

希少性や保存状態、そして現在の古地図市場の評価額などを鑑みたできる限りの買取価格を提示し、ご依頼者様ご納得の上お譲りいただきました。

この度は古地図・尾張屋版江戸切絵図の買取にご用命下さりありがとうございました。

古地図はその当時を知る上で大変重要な歴史的資料となります。

特に江戸時代当時の古地図や中国・満州や朝鮮・台湾など旧日本軍の支配下にあった地域の古地図は軍事的な歴史資料としての価値も付加され古地図買取として高額買取となる傾向にあります。

私たち「江戸市川」は古地図買取を強化しております。

お持ちの古地図の買取やご売却、処分を検討されていましたら是非「江戸市川」にお問い合わせ下さい。

価値のわからない古地図、汚い古地図でも構いません。

他の買取業者では断られたお品でもご依頼・売却いただけます。
電話0120-456-956・メール・LINEでのお問い合わせを承っておりますのでお気軽にご相談下さいませ。

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