平素より大変お世話になっております。東京都台東区での酒器・骨董・掛軸買取専門店「江戸市川」です。

今回伺いました地区は台東区浅草になります。台東区浅草は日本有数の観光地として大変有名な地区です。

交通の便も大変良く浅草駅は東京メトロ銀座線、都営浅草線、東武スカイツリーラインが接続し、更につくばエクスプレスの浅草駅とも非常に近く東京都と北関東を繋ぐ要としての役割もあります。

浅草を指すエリアは台東区の東半分にあたり、台東区下谷、墨田区本所、そして江東区深川と並ぶ下町の外郭をなします。

さて、今回買取となりました掛軸はそんな台東区浅草に大変縁のある方の掛軸となります。

こちらの掛軸は世界救世教の教祖であり宗教家、書家、画家、歌人、建築家、そして箱根美術館やMOA美術館を設立した岡田茂吉の墨蹟となります。

岡田茂吉は1882年（明治15年）東京府東京市浅草区橋場町（現在の台東区橋場）にて生まれます。

1897年（明治30年）に東京美術学校（現在の東京藝術大学）予備ノ過程に入学するも目の病のため中退せざるを得ませんでした。商売に邁進し財を成すも過労が原因で大病を患い二度に渡り不治の宣告を受けてしまいます。

そして治療の中で薬の副作用に気づき医療品や医者に頼らない自然治癒の力を重視した生活スタイルを充実させていきました。

岡田茂吉はもともと無神論者で慈善は好きだが宗教は大嫌いだったのですが度重なる不幸が続いたことに人間の力の儚さを感じ、心の救済に様々な宗教の話を聴きにいくようになります。　

その後岡田茂吉は宗教法人「世界救世教」を発足し宗教家として活動をするのですが、その一方で大変熱心な美術品蒐集家として大変有名で尾形光琳の紅白梅図屏風や野々村仁清の色絵藤花図茶壺を入手したことて知られております。岡田茂吉の蒐集品は現在箱根美術館およびMOA美術館に展示されております。

今回ご依頼くださいました台東区浅草にお住まいのお客様は岡田茂吉のことはご存知ではなく、亡くなられたお祖母様のご遺品整理をされている中で掛軸があったため私たち「江戸市川」にお問い合わせくださいました。「箱もなく誰の書いた掛軸がわからない」とのことでお困りのご様子でしたので拝見させて頂き、掛軸に書かれた号を拝見し岡田茂吉の掛軸であることをご説明させていただきました。

ただこちらは肉筆ではなく巧芸、つまり印刷の掛軸でした。あまり掛軸に馴染みにない方にとって、その掛軸が肉筆か印刷かを見分けるのは大変難しいかと思われます。

ご依頼者様も印刷の掛軸と知ると「印刷では買取できませんよね」とお尋ねになられましたが、〈下手に肉筆だと騙されて贋作を買わされる可能性があるので、決して本物ではないが偽物でもない印刷の掛軸を好んで購入される〉お客様もいらっしゃいますので、大変控えめな買取価格ではございますが買取させていただく旨をお伝えしたところ大変喜ばれておいででした。

またご遺品の整理というご依頼でございましたので、形見分けで残されるお品とご買取可能なお品に分けるお手伝いもさせていただき、こちらの岡田茂吉の掛軸ほか花瓶や壺、火鉢などの骨董や古道具・古民具も買取させていただきました。この度は掛軸の買取ならびにご遺品整理にご用命下さりありがとうございました。

酒器・骨董買取専門店「江戸市川」では酒器・骨董・掛軸の買取を強化しております。

岡田茂吉の掛軸をはじめ本願寺大谷派や大徳寺などの僧侶による掛軸のご売却、加えて価値のわからない掛軸や古い掛軸の査定買取をご希望のお客様は是非酒器・骨董・掛軸買取専門店「江戸市川」にお問い合わせ下さいませ。

他の買取業者では断られたお品でもご依頼・ご売却いただけます。

電話0120-456-956、web、LINEからお気軽にご相談いただけましたら幸いです。

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台東区浅草での掛軸買取は「江戸市川」にお任せください。

東京都台東区浅草周辺では以下の地区での掛軸買取を強化しております。

・東京都台東区内

秋葉原・浅草・浅草橋・池之端・今戸・入谷・上野・上野公園・上野桜木・雷門・北宇野・清川・蔵前・小島・寿・駒形・下谷・千束・台東・鳥越・西浅草・日本堤・根岸・橋場・花川戸・東浅草・東上野・松が谷・三筋・三ノ輪・元浅草・谷中・柳橋・竜泉

・東京都

千代田区・中央区・文京区・墨田区・荒川区・江東区・板橋区・北区・足立区・荒川区・江戸川区・豊島区など

上記以外の関東圏内（東京都・千葉県・埼玉県、神奈川県、茨城県、栃木県、群馬県）の市町村に加え全国無料にて酒器・骨董・掛軸など出張買取を承っておりますのでご遠慮なくご依頼下さいます様お願いいたします。