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書道具・中国墨の買取（鉄斎墨）東京都江戸川区にてご遺品整理のご依頼より

平素より大変お世話になっております。東京都江戸川区での酒器・骨董品・書道具・墨買取専門店「江戸市川」です。

今回は東京都江戸川区在住のご依頼者様より買取させていただきました書道具から中国墨についてご案内したいと存じます。

鉄斎墨とは一般的には中国墨・唐墨の代表格「曹素功堯千氏」にて生産された墨を指し「鉄斎翁書家寶墨」と言います。

鉄斎墨の鉄斎とは日本最後の文人と賞される富岡鉄斎のことです。この富岡鉄斎が曹素功堯千氏へ書画墨製作を依頼し、特別注文品として生産されたのが鉄斎墨の始まりとなります。

鉄斎墨は書家や文人画家の間でも大変好評を博し、その後も生産が続けられ「鉄斎墨」という言わばブランドネームのひとつとして現在でも生産されております。

中国において最高峰の墨は徽墨（きぼく）と呼ばれ珍重されております。徽墨とは元々が中国安徽省の徽州で生産されていた墨の総称でした。明時代には曹素功や胡開文といった墨匠が誕生し最盛期を迎えておりました。曹素功や胡開文とは現在ブランドネームとして引き継がれており現代の中国墨においても大変良く目にする名称です。

1970年代には曹素功と胡開文が「上海墨厰」として統合を果たしますが1980年代には袂を別れ曹素功、胡開文それぞれのブランド名で生産されるようになります。

買取致しました鉄斎墨は近年に生産されたものとなります。鉄斎墨にはランクがあり、こちらは比較的お手頃な価格帯で楽しめる鉄斎墨となります。

お話を伺いますと、こちらの中国墨などはご依頼者様のご両親がご生前に中国へ旅行された際ご購入されたものとのことでした。

ご依頼者様は書道をされないためご両親がコレクションされた墨や硯などのご遺品整理にお困りになられ同じ江戸川区内にて墨買取・書道具買取をさせていただいております「江戸市川」へご連絡くださいました。

拝見させていただきました中国墨は鉄斎墨であること、しかし近年大量生産された墨なため買取価格としては控えめとならざるを得ないことをご説明させて頂き、ご依頼者様にご納得いただける価格にて買取させていただきました。

また今回はご遺品整理という形で先代の遺されました硯や筆、印材などの書道具を買取させていただく運びとなりました。

この度は中国墨の買取ならびに書道具買取、ご遺品整理にご用命下さりありがとうございました。

酒器・骨董買取専門店「江戸市川」では書道具・墨の買取を強化しております。
鉄斎墨や胡開文、曹素功などの中国書画墨や古梅園などの和墨の買取査定、硯・印材・筆・書道関連書籍など書道具買取や中国拓本といった中国美術のご売却をご希望のお客様は是非酒器・骨董・書道具買取専門店「江戸市川」にお問い合わせ下さいませ。

価値の分からない書道具をお持ちでお困りの際は、お客様ご自身が書道具の価値を把握されるためにも書道具査定をご活用いただければと存じます。

他の買取業者では断られたお品でもご依頼、ご売却いただけます。もちろん無料査定です。
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