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書道具・印材買取（東京都江東区）劉友石・中国篆刻家

平素より大変お世話になっております。東京都江東区での酒器・骨董品・書道具・印材買取専門店「江戸市川」です。

この度は東京都江東区在住の方から印材など書道具買取のご依頼がありお伺いしました。

東京都江東区は東京都23区東部に位置し江戸川区や大田区、品川区、墨田区、中央区、港区と隣接している区です。

また私たち「江戸市川」も隣接する江戸川区にあることから江東区のお客様より書道具買取をはじめ茶道具や酒器などの骨董品買取や現代アート買取などのご依頼を多く頂戴しております。

さて、この度買取対象となりました書道具・印材は中国の篆刻家・劉友石の印材となります。

印材には「一九七三年夏」とあるように呉昌碩のような清朝時代の篆刻家ではなく劉友石は現代の作家です。

日本での知名度はそれほど高くはありませんが『黄山七十二峰印譜』などを出版しております。さらにその題字を日本の篆刻家・梅舒適が手掛けていることから日中篆刻家の交遊も垣間見えます。

印材の買取では印材の素材と有名な篆刻家の作品かどうかが重要な査定ポイントとなります。

印材の素材としては鶏血石・寿山石などが有名です。中でも寿山石のひとつ・田黄石と呼ばれる印材は最も高価な印材として知られており、度々「易金三倍」つまり金の三倍希少で高価であると表現されております。

ただその分が贋物の流通も多く印材査定時には注意が必要となってまいります。

また高名な篆刻家の作品であれば、それもまた高額買取対象となります。

例えば日本における昭和以降の篆刻家ですと西川寧や松丸東魚、園田湖城、石井雙石、梅舒適などが挙げられます。

中国では呉昌碩、王一亭、斉白石などは世界的にも有名です。

こちらの印材はご依頼様のお父様がご蒐集されていたもので、千葉県市川市にあるご実家の整理としてお伺いいたしました。

ご生前はサラリーマンをされながらアフリカ民芸や観賞石などを少しずつご蒐集されており、こちらの印材もコレクションのひとつということでした。

先述しました通り、劉友石の知名度はそこまでではございませんが一定の需要があるため次の方に繋げるためにも、ご依頼者様にご納得いただいた上で買取させていただきました。

この度は書道具・印材の買取ならびにご実家整理にご用命下さりありがとうございました。次の方へ繋いで参ります。

酒器・骨董・書道具・印材買取専門店「江戸市川」では書道具・印材の買取を強化しております。
寿山石をはじめ田黄石や鶏血石といった印材買取、また端渓硯などの中国硯や雨端硯・那智黒硯などの和硯の買取査定、墨・筆・書道関連書籍など書道具買取や中国拓本といった中国美術のご売却などをご希望のお客様は是非酒器・骨董・書道具・印材買取専門店「江戸市川」にお問い合わせ下さいませ。

他の買取業者では断られたお品でもご依頼、ご売却いただけます。もちろん無料査定です。
電話0120-456-956、web、LINEからお気軽にご相談いただけましたら幸いです。　

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