平素より大変お世話になっております。東京都目黒区での酒器・骨董・徳利買取専門店「江戸市川」です。
この度お伺いしました地区は東京都目黒区です。
東京都目黒区は東京23区部南西部に位置し、品川区や大田区、世田谷区、渋谷区と接する特別区となります。
目黒区東山には旧石器時代・縄文時代頃から弥生時代、古墳時代にかけての遺跡、東山貝塚遺跡が所在する地区としても知られております。
東山貝塚は北区の西ヶ原貝塚、港区の丸山貝塚と並ぶ東京三大貝塚にひとつとして有名です。
さて今回買取対象となりました徳利は「鬼の腕」徳利と呼ばれる壺屋焼・南蛮焼の徳利となります。
壺屋焼には絵付けをし釉薬をかけた上焼(ジョウヤチ)とベトナムなど東南アジア方面から伝わった南蛮焼風の無釉で焼き締められた荒焼(アラヤチ)とに分けられます。
シーサーも本来は荒焼でしたがお土産用のシーサーは釉薬が掛けられた上焼になります。
こちらの徳利は鬼の腕(ウニヌーティー)徳利という名で呼ばれております。
琉球王国は江戸時代薩摩藩の支配下となり反乱防止の策として刀などの武器の所持が禁止されてしまいます。
そのため元々は泡盛入れに使っていたこの堅牢な徳利を、いざという時の武器として使用しようと考えました。
「鬼の腕」という呼び名は底を割った形や太さから付けられたとされております。
ズシリと重く、確かに鈍器として武器になりそうです。
南蛮焼とは南蛮貿易により中国南部や南洋諸島、呂宋(ルソン)、安南(ベトナム)などから輸入された炻器を指します。
所謂焼き締めによる技法でしたが備前焼や信楽焼などの国内の焼き締めとは雰囲気が異なり当時の茶人に人気となりました。
琉球王国も中国南部や東南アジアとの独自の交易網があったため壺屋焼の荒焼には南蛮焼の要素が多く見られ「琉球南蛮焼」とも「南蛮焼」とも呼ばれるようになります。
鬼の腕徳利の造形は中国南部によく見られる作風とされております。宋時代の磁州窯ではお酒を入れるために用いられたとされ、磁州から朝鮮半島を経由して琉球に伝わったとされるのが一般的です。
磁州窯で宋時代・元時代に制作された陶磁器は中国美術として評価が高く高額買取対象となるものも少なくありません。中でも「白黒搔き落とし」と呼ばれる技法で制作された作品は最も評価が高い中国美術として認知されております。
こちらの鬼の腕徳利は江戸時代後期頃の民具となるでしょう。中には泡盛を入れていたと思われます。
ただ無骨で堅牢な粗野さは素朴な魅力があり花器・花入や花瓶として見立てても趣きがあります。
ご依頼者様の御祖父様が民芸がお好きな方だったようで、こういった江戸時代後期頃の鬼の腕徳利や苗代川焼の雲助徳利、丹波焼の貧乏徳利などをご蒐集されておいででした。
残念ながらお亡くなりになられ、ご依頼者様は買取可能な徳利かどうかの判断も含め、徳利買取専門の弊社にお問い合わせくださいました。
いわゆる「古民具」に属する民芸なため、桃山時代の古丹波などの古陶磁などの民芸に比べますと、どうしても買取価格は控えめとなってしまいます。
ただ「生活骨董」はお手頃な価格で楽しめる骨董品として現在でも需要がございますので、ご依頼者様にご納得いただける価格にて買取させていただきました。
この度は鬼の腕徳利の買取ならびに徳利や民芸・古民具ご遺品の整理にご用命下さりありがとうございました。
酒器・骨董買取専門店「江戸市川」では徳利の買取を強化しております。 徳利や盃、ぐい呑み、猪口、蕎麦猪口といった酒器の買取や李朝徳利など古陶磁のご売却をご希望のお客様は是非酒器・骨董・徳利買取専門店「江戸市川」にお問い合わせ下さいませ。
他の買取業者では断られたお品でもご依頼・売却いただけます。 電話0120-456-956、web、LINEからお気軽にご相談いただけましたら幸いです。
東京都目黒区での酒器・骨董・徳利査定はここから↓ 東京都目黒区での徳利買取は「江戸市川」にお任せください。
東京都目黒区周辺では以下の地区での酒器・骨董・徳利買取を強化しております。 ・目黒区内
青葉台・大岡山・大橋・柿の木坂・上目黒・駒場・五本木・下目黒・自由が丘・洗足・平町・鷹番・中央町・中町・中根・中目黒・原町・東が丘・東山・碑文谷・三田・緑が丘・南・目黒・目黒本町・八雲・祐天寺
・東京都内
品川区、大田区、世田谷区、渋谷区、中央区、新宿区、千代田区など
上記以外の関東圏内(東京都、千葉県、埼玉県、神奈川県、茨城県、栃木県、群馬県)の市町村に加え全国無料にて酒器・骨董・徳利・ぐい呑みなど出張買取を承っておりますのでご遠慮なくご依頼下さいます様お願いいたします。
店舗 酒器・骨董品買取専門の江戸市川
電話 0120-456-956
住所 〒132-0003 東京都江戸川区春江町2-10-15
営業時間 9:00~18:00(年中無休/土日祝日対応)
買取に関する電話 0120-456-956
受付時間 9:00~18:00(年中無休/土日祝日対応)
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目黒区東山には旧石器時代・縄文時代頃から弥生時代、古墳時代にかけての遺跡、東山貝塚遺跡が所在する地区としても知られております。
東山貝塚は北区の西ヶ原貝塚、港区の丸山貝塚と並ぶ東京三大貝塚にひとつとして有名です。
さて今回買取対象となりました徳利は「鬼の腕」徳利と呼ばれる壺屋焼・南蛮焼の徳利となります。
壺屋焼には絵付けをし釉薬をかけた上焼(ジョウヤチ)とベトナムなど東南アジア方面から伝わった南蛮焼風の無釉で焼き締められた荒焼(アラヤチ)とに分けられます。
シーサーも本来は荒焼でしたがお土産用のシーサーは釉薬が掛けられた上焼になります。
こちらの徳利は鬼の腕(ウニヌーティー)徳利という名で呼ばれております。
琉球王国は江戸時代薩摩藩の支配下となり反乱防止の策として刀などの武器の所持が禁止されてしまいます。
そのため元々は泡盛入れに使っていたこの堅牢な徳利を、いざという時の武器として使用しようと考えました。
「鬼の腕」という呼び名は底を割った形や太さから付けられたとされております。
ズシリと重く、確かに鈍器として武器になりそうです。
南蛮焼とは南蛮貿易により中国南部や南洋諸島、呂宋(ルソン)、安南(ベトナム)などから輸入された炻器を指します。
所謂焼き締めによる技法でしたが備前焼や信楽焼などの国内の焼き締めとは雰囲気が異なり当時の茶人に人気となりました。
琉球王国も中国南部や東南アジアとの独自の交易網があったため壺屋焼の荒焼には南蛮焼の要素が多く見られ「琉球南蛮焼」とも「南蛮焼」とも呼ばれるようになります。
鬼の腕徳利の造形は中国南部によく見られる作風とされております。宋時代の磁州窯ではお酒を入れるために用いられたとされ、磁州から朝鮮半島を経由して琉球に伝わったとされるのが一般的です。
磁州窯で宋時代・元時代に制作された陶磁器は中国美術として評価が高く高額買取対象となるものも少なくありません。中でも「白黒搔き落とし」と呼ばれる技法で制作された作品は最も評価が高い中国美術として認知されております。
こちらの鬼の腕徳利は江戸時代後期頃の民具となるでしょう。中には泡盛を入れていたと思われます。
ただ無骨で堅牢な粗野さは素朴な魅力があり花器・花入や花瓶として見立てても趣きがあります。
ご依頼者様の御祖父様が民芸がお好きな方だったようで、こういった江戸時代後期頃の鬼の腕徳利や苗代川焼の雲助徳利、丹波焼の貧乏徳利などをご蒐集されておいででした。
残念ながらお亡くなりになられ、ご依頼者様は買取可能な徳利かどうかの判断も含め、徳利買取専門の弊社にお問い合わせくださいました。
いわゆる「古民具」に属する民芸なため、桃山時代の古丹波などの古陶磁などの民芸に比べますと、どうしても買取価格は控えめとなってしまいます。
ただ「生活骨董」はお手頃な価格で楽しめる骨董品として現在でも需要がございますので、ご依頼者様にご納得いただける価格にて買取させていただきました。
この度は鬼の腕徳利の買取ならびに徳利や民芸・古民具ご遺品の整理にご用命下さりありがとうございました。
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・東京都内
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