【パイプ・喫煙具買取】パイプを売りたい方必見!パイプなど喫煙具の買取査定前に知っておくと得するパイプ買取情報とは!?【パイプ・喫煙具売却】
2022.02.11
- 江戸市川コラム
- パイプ・煙管・喫煙具
目次
【パイプなど喫煙具の買取査定前に知っておくと得するパイプ買取情報とは!?】はじめに
パイプは喫煙具のひとつです。昨今では健康面の観点から禁煙や分煙が進み喫煙可能な場所が無くなりつつあります。さらに電子タバコの流行により、紙タバコや葉巻、パイプなどタバコの葉そのものを楽しむ文化は衰退しつつあります。
ただパイプは喫煙具としてだけではなく、その種類や形、メーカー、作家の豊富さからコレクターズアイテムとして根強く人気を博しております。
1950年代から60年代にかけてアメリカを中心にパイプが流行し、日本でも多くのパイプ愛好家が思い思いにパイプを楽しまれておりました。
しかし世代が代わり、ご遺品整理やご実家の整理の中で出てきたパイプの処分にお困りの方から
「亡くなった父が生前使っていたパイプが大量にあり処分に困っている」
「タバコを吸わないので遺品整理中に出てきたパイプやライターを買い取って欲しい」
「亡くなった主人が愛用していたパイプなので捨てるには忍びないので引き取って欲しい」
「そもそも中古のパイプが買取可能なのか?」
「どんなパイプが買取できるのか?」
こういった声を大変多く耳にするようにもなって参りました。
そこで今回は「パイプを売りたい方必読!パイプなど喫煙具の買取査定前に知っておくと得するパイプ買取情報とは!?」と題しまして、パイプ・喫煙具の買取についてご案内したいと存じます。
【パイプ買取】買取可能なパイプの種類とは?【喫煙具買取】
パイプには製造方法でハンドメイドとマシンメイドの2つに大別されます。
・ハンドメイドパイプ
ハンドメイドパイプは文字通りパイプ職人・パイプ作家もしくはパイプ工房が1点ずつ手掛けた作品となります。フリーハンドパイプと呼ぶことも。
職人や作家の個性が反映されたパイプが多く、有名なパイプ職人・パイプ作家による作品は高額買取対象となる可能性が大いにございます。
一本ずつ制作するため仕上げも丁寧でデザイン性も豊かです。
ここではハンドメイドパイプの日本人作家、海外作家をご紹介したいと思います。
日本人ハンドメイドパイプ作家 ・徳富博之 ジャパニーズパイプ第一人者、シクステン・イヴァルソン師事 ・深代勉(深代喫煙具製作所) 国内ハンドメイドパイプの先駆者的存在、「Tsutomu pipe(ツトムパイプ)」を使用する愛好者は多い ・福田和弘(柘製作所) 柘製作所のハンドメイドパイプ職人・マスタークラフツマン、「IKEBANA」シリーズ・イケバナパイプはあまりに有名 ・菊池朝美(柘製作所) 柘製作所・福田和弘を師事、新進気鋭の女性パイプ作家、「イケバナキクチ」と銘打った作品はイケバナパイプの一角を成す ・佐藤純雄(角純) 漆を用いたパイプ制作を得意とするハンドメイドパイプ作家 ・有田静生 木目を活かしたハンドメイドパイプ製作に定評がある、実用性も兼ね備えた作品が多く飽きが来ない ・碓井義隆 フレスコパイプといえば碓井義隆と言っても過言ではない ・早船雅人 「GAJIN HAYAFUNE」の銘で知られるハンドメイドパイプ作家、パイプ製作の同時にグラフィックデザイナーとしても活躍 ・櫻井謙一郎(KEN PIPES・ケン パイプス) グラフィックデザイナー、カリグラファーを経てハンドメイドパイプ作家へ転身、オリーブオイルを用いた「オイルキュアード」で知られる |
デンマーク(ダニッシュ)ハンドメイドパイプ作家 ・シクステン・イヴァルソン(Sixten Ivarsson) ハンドメイドパイプ創始者として知られる、シクスティンとも読む。シクステンの工房は息子ラルス・イヴァルソン、孫娘ナナ・イヴァルソンと受け継がれている。 温厚な人柄から弟子も多く、ヨーン・ミッケ、イエス・コウノウィッチ、エミール・コウノウィッチ、ボー・ノルド、アルネ・ユング、徳富博之など有名なハンドメイドパイプ作家を輩出しております。 ・ヨーン・ミッケ(John Micke) デンマークを代表するハンドメイドパイプ作家にして世界的作家。シクステン・イヴァルソンに師事し独立、デザイン性に優れロイヤルコペンハーゲンの商品デザインも手掛ける。 ヨーン・ミッケのパイプは新聞紙を貼った自作の箱や円筒形の容器に納められていることも大変興味深い。 ・ポール・ラムスッセン(Poul Roussmussen) デンマークのハンドメイドパイプ作家。同時期に活躍したシクステン・イヴァルソン、ヨーン・ミッケ、そしてポール・ラムスッセンをして第一期ハンドメイドパイプ御三家と呼ばれている。 ・アンネ・ユリエ(Anne Julie) ポール・ラスムッセンの妻、ラムスッセン死後工房を引き継ぎパイプ制作を始める。 ハンドメイドパイプから工房による作品まで幅広く制作した。 ・ゲルト・ホルベック(Gert Holbek) デンマークのパイプショップ・スーアでパイプ修理工として働きながら、当時の責任者だったポール・ラムスッセンの下で研鑽を磨く(しかしラムスッセンはパイプ技術を教えなかったと言われており、ホルベックは見て覚えたとされている)。 ・ラルス・イヴァルソン(Lars Ivarsson ) シクステン・イヴァルソンの実子であり弟子。 父譲りの技術に新たなデザイン性を加えた寡作はパイプ市場で高く評価されている。父シクステン・イヴァルソンの工房を継ぎ「AN IVARSSON PRODUCT」の刻印を使用する。 ・イエス・コウノウィッチ(Jess Chonowitsch) パイプ作家のエミール・コウノウィッチの息子で父同様シクステン・イヴァルソン師事。 シクステン・イヴァルソン、ヨーン・ミッケ、ポール・ラスムッセン亡き後のデンマークを代表するハンドメイドパイプ作家の一人でイエス・コウノウィッチ、ボー・ノルド、ラルス・イヴァルソン3人をもってハンドメイドパイプ作家御三家とする声も多い。 ・ボー・ノルド(Bo Nordh) イエス・コウノウィッチ、ラルス・イヴァルソンとともにハンドメイドパイプ作家御三家として有名。シクステン・イヴァルソンの弟子としてアルネ・ユングと共に研鑽を磨く。 ・アルネ・ユング(Arune Ljung) スウェーデン人ハンドメイドパイプ作家だがシクステン・イヴァルソン門下であるためここで紹介。 50歳からパイプ制作を始めるといった遅咲きの作家、本国スウェーデンより海外コレクターの手に渡った作品が多い。特に当時バブル経済期だった日本は最も高額で取引されていたためユングのパイプに限らず日本のパイプコレクターから良作が出ることも少なくない。
ポール・イルステッド(Poul Ilsted)、ナナ・イヴァルソン(Nanna Ivarsson)、トム・エルタン(Tom Eltang)、サラ・エルタン(Sara Eltang)など |
マシンメイドパイプ
マシンメイドパイプはファクトリーパイプとも呼ばれております。工房で複数のパイプ職人によって分業で制作されるパイプの総称です。
ここでは有名なパイプメーカーをご紹介したいと思います。
・dunhill(ダンヒル)・PetersonPipes(ピーターソン)・STANWELL(スタンウェル)・FALCON(ファルコン)・RATTRAY’S(ラットレー)・Butz Choquin(ブッショカン・BC)・CHACOM(シャコム・CC)・BIGBEN(ビッグベン)・Davidoff(ダビドフ)・SAVINELLI(サビネリ)・KIRSTEN(カーステン)・柘製作所(Tsuge)・深代喫煙具製作所など
【パイプ売却】パイプ買取査定のポイントとは?【喫煙具売却】
①有名な作家・工房・メーカー製のパイプ
上記致しましたハンドメイドパイプ作家の作品か有名工房、パイプメーカーのパイプであることがパイプ買取査定における最も重要なポイントでしょう。
1960年代頃のミッドセンチュリー期ヴィンテージパイプはコレクターズアイテムとしての人気が高く高額買取されることも少なくありません。
当時の日本経済は高度経済成長期だったためパイプ市場の中で最も高額で取引された市場の一つでした。そのため当時入荷したヴィンテージパイプが現在も日本国内に残されている可能性が高いと言えます。
②保存状態・コンディションの良し悪し
次に重要となるパイプ査定ポイントは保存状態です。これはパイプや喫煙具の買取だけでなく骨董品や美術品の買取にも当てはまる条件となります。
パイプ買取の場合、「口に触れる」という商品の性質上、未使用品が最も好ましい保存状態であることは疑いようがございません。
喫煙を続けるたびにボウルとステムの中にはカーボンが蓄積されるためパイプは日々のメンテナンスが欠かせません。
しかしメンテナンスを怠りボウル、シャンク、ダボ穴などが破損してしまった状態ですとパイプ査定での評価は下がってしまいますのでご注意ください。
この他にもパイプに用いられているブライヤーなどの素材やデザインも査定対象となりますが上記の2点が最も大きいパイプ査定ポイントとなるかと存じます。
遺品整理や実家整理で価値のわからないパイプや古いパイプが出てきた際にはパイプ買取に詳しい買取店にお問い合わせされるのも一案でしょう。
【パイプなど喫煙具の買取査定前に知っておくと得するパイプ買取情報とは!?】まとめ
パイプとは刻みタバコを詰めて吸う喫煙具です。昨今では禁煙・分煙化が進みパイプをはじめ紙タバコなどタバコ文化に対して風当たりが強いのも事実です。
しかしパイプは単なる喫煙具としてではなく工芸品・美術品として取り扱われることも多く、アメリカや日本を中心にパイプコレクターが大勢いることでも知られております。
また1960年代から70年代はハンドメイドパイプブームが起こり、当時高度経済成長期だった日本にはミッドセンチュリー期のヴィンテージパイプが数多く入ってきたという土壌があります。
そのためご遺品整理や実家整理の中で、その頃大変高額で取引されていたパイプが眠っていることも少なくありません。
パイプ買取には①有名作家・工房・メーカーのパイプかどうか、②パイプの保存状態の良し悪しの2点が最も重要となります。
ハンドメイド作家や工房・メーカーは上記致しましたのでご参考ください。もちろん上記以外の作家や工房・メーカーのパイプも買取対象となることがございますので、もし価値のわからないパイプや古いパイプの買取や処分をご希望されましたらパイプ買取店にお問い合わせされれはいかがでしょうか。
一般的にフランチャイズ系の買取店やリサイクルショップではパイプのような専門性の高い作品に正当な買取価格を提示することが難しいとされておりますのでパイプ買取にはパイプに精通した買取店にご相談されるのが良いかと思われます。
私ども酒器・パイプ・喫煙具「江戸市川」はパイプやライターなどの喫煙具の買取も専門としております。
パイプなど喫煙具は弊社が得意とするウイスキーやブランデーといった洋酒との親和性が高く、これまで何点も取り扱ってまいりました。
ハンドメイドパイプやヴィンテージパイプは現在でも高額買取となる可能性が十分ございます。
お持ちのパイプや喫煙具が買取可能なものなのかどうか、価値のあるパイプなのかどうかを含め、処分される前にパイプ買取査定へご依頼いただければと存じます。
他の買取業者では断られたお品でも査定・売却可能です。弊社ではそれぞれのお客様に合ったご対応を心がけております。
電話0120-456-956・web査定・LINE査定など、お声掛け頂けましたら光栄です。
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