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盆栽鉢・水石・鑑賞石
2019年02月26日

【盆栽鉢買取】盆栽鉢を売りたい人必見!盆栽鉢を高額買取してもらうためのマル得情報【盆栽鉢処分】

 

【盆栽鉢を売りたい人必見!盆栽鉢を高額買取してもらうためのマル得情報】はじめに

盆栽は盆栽鉢に草木、苔などを栽植し、樹姿を整え、盆中に植え枝ぶりや葉姿、幹の肌といった景色を表現する文化です。

 

中国から伝わった盆栽の文化は江戸時代後期に大流行し、明治・大正時代でひとつの芸術として広める動きが盛んとなり、現在では海外の方からも「BONSAI」と呼ばれ人気のある趣味となっております。弊社の近くにも「春花園BONSAI美術館」があり、連日海外の方が見学にいらっしゃっております。

 

盆栽では盆栽鉢も鑑賞の対象となるため盆栽愛好家の方でたくさんの盆栽鉢をご蒐集されている方も少なくありません。

「亡くなった祖父の趣味が盆栽で、遺品にたくさん盆栽鉢があり困っている」「実家整理中に盆栽鉢が出てきたので買取をお願いしたい」「ゴミに出す前に一度盆栽鉢買取査定に問い合わせてみた」

最近ではこのようなお問い合わせも増えてまいりました。

その中には有名な盆栽鉢作家の作品として、そして時代のある古美術品として価値のある盆栽鉢もあるかもしれません。

 

今回は盆栽鉢の売却にあたり「盆栽鉢を売りたい人必見!盆栽鉢を高額買取してもらうためのマル得情報」と題し、抑えておきたいポイントをご案内したいと存じます。

 

 

【盆栽鉢買い取り】買取対象となる盆栽鉢の種類

盆栽鉢にはたくさんの種類がございますので大まかに説明したいと思います。

まずは【産地】により分類されます。

日本製の盆栽鉢は愛知県の常滑焼と瀬戸焼、福井県の越前焼、滋賀県の信楽焼、そして兵庫県の丹波焼と岡山県備前焼が有名です。これらはいわゆる「六古窯」と呼ばれるところです。その他にも京都の京焼や三重県の万古焼、鹿児島の薩摩焼などでも盛んに盆栽鉢制作がされております。

 

一方、中国の盆栽鉢で有名なものは江蘇省宜興窯で制作されている盆栽鉢です。

中国の盆栽鉢には江戸時代に輸入されたものを「古渡」、明治から大正中期ごろまでに輸入されたものを「中渡」、そして大正時代末期から戦前にかけて輸入されたものを「新渡」と呼び、それぞれの時代により区別されます。

他にも景徳鎮窯で制作された染付の染付鉢、特に明末清初の「古染付」は人気を博します。

また中国の古い盆栽鉢はしばしば「支那鉢」ともよばれ、盆栽愛好家から珍重されております。 

  

次は【焼き方】です。

盆栽鉢は素焼きの「泥もの」と釉薬をかけ絵付けを施した「釉薬もの」とに分類されます。泥ものは土味を活かした素朴作品が多く、釉薬ものには釉薬の種類や絵付けによって土ものにはない外連味と華やかさがあります。

中国宜興の盆栽鉢や常滑焼、万古焼は「泥もの」、京焼や薩摩焼、中国の染付鉢が「釉薬もの」にあたります。

 また海鼠釉、瑠璃、辰砂、青磁と釉薬の種類により異なるのが特徴となります。

 

そして「形」です。

盆栽鉢の形は真上から見た形状の長角・正角・六角・八角・丸型・小判型・木瓜形・花形・輪花形、そして横から見た形状の太鼓形・袋形・切立形・反形といった種類で分類されます。

また盆栽鉢の縁を「エン」と呼びますが外側に向いている「外縁」内側に向いている「内縁」そして真っ直ぐの「切立」「単口」と呼び分類します。

 

加えて盆栽鉢の胴や足も特徴的です。

盆栽鉢の胴体部分を「胴」と呼びます、胴は形により太鼓・反形・南蛮・陣笠・袋型・鞍馬などに分類され、そして額入・窓入・額入・帯・彫入と呼ばれる模様が入れられたものも見受けられます。窓の中に山水画が染付で描かれたり、朱泥の盆栽鉢ですと漢詩が彫入れされることもあります。

 

盆栽鉢の足にも切足・段足・雲足・鬼面足・獣足・富士足などの種類があり魅力のひとつといってもいいでしょう。

 

最後に「蘭鉢」も買取対象のひとつです。

蘭鉢は盆栽鉢というより植木鉢に属するかもしれません。

蘭鉢は富貴蘭を植生させるための鉢の総称です。万年青鉢(おもとばち)ととも呼ばれます。

蘭も江戸時代頃から武家を中心に流行し、江戸時代後期には町民の間でも愛好家が増加します。

盆栽同様に愛好家も多く鉢にもこだわりを見せ、品評会用に作られた蘭鉢は作家による一点物も少なくありません。中でも布施覚の蘭鉢は最上級の作品として愛好家垂涎の的と言っても過言ではないでしょう。布施覚の蘭鉢は作行、状態にもよりますが数万から10万円ほどで買取されるかもしれません。

また京楽焼の蘭鉢には金彩など見事な絵付けが施されたものも多く、作行や時代によって一鉢10万円以上で買取される可能性がございます。

 

 

【盆栽鉢買取り】ズバリ!高額買取の可能性がある盆栽鉢は?

最も高額買取となる可能性が高い盆栽鉢は中国製の古渡盆栽鉢です。

中でも明・清時代に作陶された盆栽鉢は古美術品として高額売買の対象となり得ます。

 

古渡盆栽鉢は明治時代以前に日本に輸入された中国鉢の総称です。

江戸時代、盆栽は武家、大名といった上流階級に限られた文化でした。その時代に輸入された古渡盆栽鉢は現在でも単なる盆栽鉢としてではなく美術品として認知されており、盆栽鉢の買取相場においては最も高額な査定額になる可能性が高いです。

 

明治時代以降に輸入された中国の盆栽鉢を中渡と呼びます。中渡りには日本の盆栽愛好家が中国の窯に注文し盆栽用として作陶させたものも少なくありません。これは盆栽鉢に限らず、煎茶道具や書道具の墨などにも見られる傾向です。盆栽や煎茶、書道は江戸時代行為以降に流行した文人趣味が大きく反映していると考えられます。最後の文人と称される富岡鉄斎もその一人で自身の銘が打たれた書画墨は現在でも人気を博します。

  

大正末期から昭和にかけて輸入された盆栽鉢を新渡と呼びます。こちらは比較的安価で形がよく機能的な盆栽鉢が多く見受けられます。半面現存する数も多いことからなかなか買取価格に反映されないものも少なくありません。

  

一方日本製の盆栽鉢で高額買取の可能性がある作品は、盆栽鉢作家や陶芸家による盆栽鉢です。

日本の盆栽作家は近年海外市場を中心に高く評価されており、平安東福寺をはじめ月之輪涌泉や平安香山、市之倉石州、佐野大助、柳戸川浩山など近現代の盆栽鉢作家の手による作品は高額買取対象となり得ます。

日本の盆栽鉢の場合、鉢に押された落款の有無や共箱の有無が大変重要になります。

 

この他にも井上良斎 、永楽善五郎 、高橋道八 、楽忠右衛門 、三浦竹泉 、原田峯雲、浅井茶山、井野祝峰、沈寿官といった名だたる陶工が手掛けた盆栽鉢は作家の格と作行から高額査定となるケースが多くみられます。

  

しかし人気の一方で盆栽鉢というジャンルは贋作=偽物が大変多いと言わざるを得ないのが現状です。特に中国製盆栽鉢には残念ながら大変多くの贋作が見受けられます。新しい盆栽鉢に古色をつけ、底に宜興といった印を押し、時代のある盆栽鉢らしく作り市場に流通させるのです。また東福寺など人気作家の作品にも贋作が存在するため注意が必要です。

こういったものをネットオークションやフリマサイトで売った際に、贋作を売りつけられたとのクレームが入るトラブルに発展しかねません。

もし遺品整理などで不要になった盆栽鉢の処分を検討されましたら盆栽鉢買取専門の業者へお問い合わせをされるのも一つの手段かもしれません。

 

 

【盆栽鉢を売りたい人必見!盆栽鉢を高額買取してもらうためのマル得情報】まとめ

 盆栽鉢は【産地】【焼き方】【形】の三つに大きく分類されます。

産地は中国と日本に分かれ、特に中国製の古渡は希少性が高く、高額での取引になる可能性があります。

  

日本製の盆栽鉢買取で重要なポイントは盆栽鉢作家の作品かどうかです。平安東福寺など京焼や九谷焼、薩摩焼の陶工が盆栽鉢を作陶しており、作家によって高い査定額がつくことも多く見受けられます。その際には作家の落款の有無や共箱の有無も重要となってまいります。

 しかしその一方で盆栽鉢は高額ゆえの贋作が非常に多いジャンルでもあり、ネットオークションやフリマサイトで思わぬトラブルとなることも少なくありません。 

ご遺品整理や実家整理で処分にお困りの盆栽鉢を売りたいという場合、先ずは盆栽鉢に詳しい買取業者にお問い合わせいただくことをお薦め致します。

 

 私ども「江戸市川」は盆栽鉢買取も専門としております。

盆栽鉢は弊社が得意とする備前焼や常滑焼など土ものや中国の煎茶道具との親和性が高くこれまで何点も取り扱ってまいりました。

遺品整理などでお困りでしたら一度盆栽鉢の買取査定へご依頼いただければと存じます。

他の買取業者では断られたお品でも査定・売却可能です。弊社ではそれぞれのお客様に合ったご対応を心がけております。

電話0120-456-956・web査定・LINE査定など、お声掛け頂けましたら光栄です。

 

江戸市川の盆栽鉢買取査定詳細はコチラ↓

盆栽鉢買取は江戸市川へお任せ下さい。


酒器・骨董・盆栽鉢・蘭鉢・水石買取専門店「江戸市川」

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