パリ政治学院（Institut d’études politiques de Paris・IEP de Paris）シアンス＝ポ（Sciences-Po）所属・歴史研究家への旧日本軍資料提供協力

平素より大変お世話になっております。骨董・掛軸・日本軍写真・戦争資料買取専門店「江戸市川」です。

本日はフランス特別高等教育機関のひとつ、パリ政治学院（Institut d’études politiques de Paris）通称シアンス＝ポ（Sciences-Po）にて教鞭を取られている歴史研究家・エリッサ教授（Elissa・Mailander Associate Professor）より「旧日本軍の戦争資料写真を研究資料として探している」とのご連絡があり、お会い致しました。

教授は日本軍だけでなく世界各国の軍隊資料・軍隊写真を研究資料として集められておいででした。

アメリカ軍やヨーロッパの軍隊の写真は入手しやすいが日本軍関係の写真はあまりお持ちではなく、仲介されている方を通し戦争写真・戦争史塗料買取店である弊社にお問合せくださりました。

教授からお話を伺うと、研究対象の写真は軍部によるオフィシャルの写真ではなく兵士や現地の写真家が撮ったプライベート写真とのことでしたので今回弊社では、とある連隊が公式に発行したアルバムとその連隊に所属された方が個人的に作られた写真アルバムの二点を用意いたしました。

連隊が出版・発行した写真集は検閲がされた公式出版物ですが、その連隊に属する兵士の現地での様子を捉えた写真アルバムはより私的であり比較対象として面白いのではないだろうかと考えたからです。実際、公の部隊写真集と個人用部隊写真アルバムの両方が揃っていることは大変まれなことです（大抵の場合、個人用部隊アルバムが流出します）。

とはいえ、戦時下・ましてや連隊所属下での写真ですから完全にプライベートであるかと言えば難しい部分もあったかと思われます。

しかしそんな中でも余暇を利用して女性達とデートする様子や、満州内の飲み屋でしょうか、お気に入りの現地女性のブロマイドを持つなど当時の兵士たちのプライベートの一部が垣間見える写真は教授にとっても興味深く映ったようです。

国際的な研究機関であり権威あるパリ政治学院の教授にご協力でき弊社としても大変光栄の誉れであり、うれしく存じます。

2025年2月23日、ドイツでは大切な選挙があります。

ロシアのウクライナ侵攻の是非、そしてトランプ・アメリカ大統領のヨーロッパ政策への対応、今後の世界情勢を占う上で

分水嶺となるでしょう。

日本にも台湾・中国の問題が控えており決して対岸の火事ではありません。

「帝国主義的列強」による支配がまた繰り返されるのか、今日のドイツ総選挙の結果がどうなるのか、見守りたいと思います。

各国の戦争を学び今に生かす、教授の研究を伺い、「温故知新」という言葉を思い出しました。

「子曰く、故きを温（ねて、新しきを知れば、以って師と為るべし」

論語にもある様に、過去を学び今の問題に生かす、今がまさにその時ではないでしょうか。私は100年前に戻りたくありません。

弊社日本軍写真・戦争資料買取専門「江戸市川」では日本軍写真・戦争資料買取や譲渡をご遺族様、お客様に寄り添った形で執り行っております。

ご遺族様にとって最もよい方法で当時の写真やアルバムを引き継がせていただければと存じます。

そのようなご遺族様の意向を受け、学術的に役立てていただける機関の方への譲渡・寄贈もさせていただいております。

お持ちの戦前/戦中/戦時中の写真を手放された後の行き先などが不安な方は是非ご相談ください。

他の買取業者では断られたお品でもご依頼・売却いただけます。

もし現在お持ちの戦前/戦中/戦時中の写真ご売却や処分、譲渡を検討されていましたら是非「江戸市川」にお問い合わせ下さい。

電話0120-456-956・メール・LINEでのお問い合わせを承っておりますのでお気軽にお声掛け下さいませ。

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