平素より大変お世話になっております。東京都目黒区での酒器・骨董・古い写真・戦前戦中写真買取専門店「江戸市川」です。
今回は東京都目黒区在住のお客様より店頭査定のご予約をいただき、買取させていただく運びとなりました。
買取対象となりました古い写真アルバムは明治後期から昭和初期頃までの古い写真をまとめたアルバム一冊です。
内容も国内で撮られたものや家族写真など様々でしたが、その中より中国の風景を捉えた古い写真を二枚ご紹介したいと思います。
画像の鶏卵紙写真はいずれも中国・奉天の建造物を写したものです。
奉天とは中華民国と満州国時代の存在した都市で、現在では中華人民共和国の瀋陽市と名称を変えております。
奉天は1928年の中華民国時代に瀋陽と一旦改名されるのですが、その後の1932年満州国成立により再び奉天という呼称に戻されます。
そのため当時を知る日本の方にとって瀋陽というより奉天と呼ぶ方が馴染みがあるかと思われます。
画像の建築物は奉天魁星楼と白塔寺となります。
魁星楼とは中国で科挙が用いられていた時代の学府に当たります。名称は科挙における成績優秀者を「魁」と呼んだことに由来するとされております。
科挙は中国全土で行われていた制度なため中国各地に魁星楼が建てられました。
奉天の魁星楼は1628年建立とされておりますから明時代末期ということになります。その後1800年代の清朝時代に三度ほど改修され、当時は瀋陽八景のひとつとして知られておりました。
しかし1960年代の文化大革命により取り壊され、現在ではその姿を見ることは叶いません。
奉天白塔寺は奉天崇寿寺白塔といいます。1107年当時この地を収めていた遼による建立といわれております。
奉天を代表する建造物でもありましたが清王朝時代の列強諸国の侵入により荒廃します。
さらに1904年から1905年の日露戦争において奉天は戦場となり崇寿寺白塔も戦火に曝され傷つきました。
画像で分かる通り、塔の上層部は破壊されております。その後1957年に奉天の白塔は安全が確保できないという観点から解体されました。
この様な失われた風景や建造物を当時の古い写真や古い絵葉書から窺い知ることができます。
そういった意味合いでは古い写真や古い絵葉書は歴史的な資料といった観点も持ち合わせております。
希少性の高いものやそうでないものと分かれますので一概にすべての古い写真が買取対象となるとは言い切れませんが、金額を置いておいて、当時を知りたいという知的好奇心と歴史性を感じられるよい資料となるかと存じます。
この度は好奇心そそられる戦前の古い写真アルバムをお譲り下さり誠にありがとうございました。
酒器・骨董・古い写真・戦前戦中写真買取専門店「江戸市川」では古い写真アルバム、戦前・戦中写真アルバムの買取を強化しております。 戦前・戦中の古い写真買取をはじめ、満州・朝鮮・台湾などの風景が撮られた古写真、旧日本軍の兵隊が撮られた古い白黒写真、戦前の学校・女学校卒業アルバム買取、また武士や侍が撮られた古い写真、価値のわからない古写真などの買取やご売却をご希望のお客様は是非「江戸市川」にお問い合わせ下さいませ。
他の業者に断られたお品でも査定・買取可能です。もちろん無料査定です。 電話0120-456-956、web、LINEからお気軽にご相談いただけましたら幸いです。
東京都目黒区での戦前・戦中の古写真・古写真アルバムの買取査定はここから↓ 東京都目黒での戦前・戦中の古写真・古い写真アルバム買取は「江戸市川」にお任せください。
東京都目黒区周辺では以下の地区での古い写真アルバム、戦前・戦中写真アルバムの買取を強化しております。
・東京都目黒区内
青葉台・大岡山・大橋・柿の木坂・上目黒・駒場・五本木・下目黒・自由が丘・洗足・平町・鷹番・中央町・中町・中根・中目黒・原町・東が丘・東山・碑文谷・三田・緑が丘・南・目黒・目黒本町・八雲・祐天寺
・東京都
千代田区・中央区・港区・新宿区・文京区・台東区・墨田区・江東区・品川区・目黒区・大田区・世田谷区・渋谷区・中野区・杉並区・豊島区・北区・荒川区・板橋区・練馬区・足立区・葛飾区・江戸川区・武蔵野市・三鷹市・西東京市・府中市・国立市・立川市・町田市・八王子市・調布市・多摩市など
上記以外の関東圏内(東京都、千葉県、埼玉県、神奈川県、茨城県、栃木県、群馬県)の市町村に加え全国無料にて酒器・骨董・戦前絵ハガキ・戦前の古い写真・戦前マッチラベル・タバコラベル・戦前チラシ・ポスターなど出張買取を承っておりますのでご遠慮なくご依頼下さいます様お願いいたします。
店舗 酒器・骨董品買取専門の江戸市川
電話 0120-456-956
住所 〒132-0003 東京都江戸川区春江町2-10-15
営業時間 9:00~21:00(年中無休/土日祝日対応)
買取に関する電話 0120-456-956
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内容も国内で撮られたものや家族写真など様々でしたが、その中より中国の風景を捉えた古い写真を二枚ご紹介したいと思います。
画像の鶏卵紙写真はいずれも中国・奉天の建造物を写したものです。
奉天とは中華民国と満州国時代の存在した都市で、現在では中華人民共和国の瀋陽市と名称を変えております。
奉天は1928年の中華民国時代に瀋陽と一旦改名されるのですが、その後の1932年満州国成立により再び奉天という呼称に戻されます。
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魁星楼とは中国で科挙が用いられていた時代の学府に当たります。名称は科挙における成績優秀者を「魁」と呼んだことに由来するとされております。
科挙は中国全土で行われていた制度なため中国各地に魁星楼が建てられました。
奉天の魁星楼は1628年建立とされておりますから明時代末期ということになります。その後1800年代の清朝時代に三度ほど改修され、当時は瀋陽八景のひとつとして知られておりました。
しかし1960年代の文化大革命により取り壊され、現在ではその姿を見ることは叶いません。
奉天白塔寺は奉天崇寿寺白塔といいます。1107年当時この地を収めていた遼による建立といわれております。
奉天を代表する建造物でもありましたが清王朝時代の列強諸国の侵入により荒廃します。
さらに1904年から1905年の日露戦争において奉天は戦場となり崇寿寺白塔も戦火に曝され傷つきました。
画像で分かる通り、塔の上層部は破壊されております。その後1957年に奉天の白塔は安全が確保できないという観点から解体されました。
この様な失われた風景や建造物を当時の古い写真や古い絵葉書から窺い知ることができます。
そういった意味合いでは古い写真や古い絵葉書は歴史的な資料といった観点も持ち合わせております。
希少性の高いものやそうでないものと分かれますので一概にすべての古い写真が買取対象となるとは言い切れませんが、金額を置いておいて、当時を知りたいという知的好奇心と歴史性を感じられるよい資料となるかと存じます。
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