平素より大変お世話になっております。千葉県習志野市での酒器・骨董・日本軍写真・戦争資料買取専門店「江戸市川」です。

この度は千葉県習志野市津田沼にご実家のある方より買取致しました大阪毎日新聞社発行「支那事変画報」をご紹介したいと思います。

支那事変とは日中戦争に対する当時の日本側による呼称のひとつです。

1937年（昭和12年）7月7日の盧溝橋事件を端として大日本帝国（当時）と中華民国（当時）の間で日中戦争が勃発します。

戦争開始時では北支事変と言われておりましたが1937年（昭和12年）9月の第1次近衛内閣の閣議決定で支那事変が正式の呼称となりました。

日本側は事態の早期収拾も狙っておりましたが度重なる戦線の拡大により次第に泥沼化し、結果的にはアメリカ側の対日戦の口実のひとつとなってしまいました。

買取致しました「支那事変画報」は大阪毎日新聞社・東京日日新聞社により発行、販売されました。

この当時は各新聞社が戦地に特派員を派遣し戦地での様子や戦場での日本兵の活躍を写真付きで紹介します。「アサヒグラフ」も当時の画報の代表的存在といえます。

もちろん軍の検閲が入りましたし当時のマスコミも戦争を煽りましたので、これらの画報は戦意高揚の手段、プロパガンダの一つとして用いられた事実は否定できません。

ただ、それと同時に当時の様子を知る上で重要な戦争資料としての側面も持ち合わせております。　

「支那事変画報」は開戦から毎月一冊ずつ発行され「大東亜戦争画報」などタイトルを変え最終的には140号ほどにもなりました。

当時相当の方が購入していたため現存する数も少なくありません。一冊二冊ではなく、まとまった数で出てくるため現在処分にお困りの方から大変多くのお問い合わせをいただいております。

ご依頼様より習志野市津田沼にご実家の整理をされていたところ古い戦争写真があるとのことでご遺品整理としてお伺いいたしました。

ご依頼様のお父様は旧日本海軍として当時出征されていたそうです。

戦前の古いアルバムや「アサヒグラフ」「北支事変画報」「支那事変画報」「大東亜戦争画報」などの報道雑誌には戦前の歴史資料としての役割を果たすことが少なくありません。

私ども江戸市川も、僭越ながら、そういった戦中・戦時中の古い写真を単なる古写真ではなく、語り継ぐべき戦争資料のひとつとして後世に残していくお手伝いをしていきたいと考えております。

酒器・骨董・日本軍写真・戦争資料買取専門店「江戸市川」では戦前・戦中写真アルバム・日本軍写真・戦争写真・報道雑誌の買取を強化しております。
「アサヒグラフ」「北支事変画報」「支那事変画報」「大東亜戦争画報」などの報道機関紙買取をはじめ旧日本軍の兵隊が撮られた古い白黒写真アルバム買取、戦前・戦中の古い写真、満州・朝鮮・台湾などの風景が撮られた古写真、また武士や侍が撮られた古い写真、価値のわからない古写真などの買取やご売却をご希望のお客様は是非「江戸市川」にお問い合わせ下さいませ。

他の業者に断られたお品でも査定・買取可能です。もちろん無料査定です。
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