平素より大変お世話になっております。東京都文京区での酒器・骨董・能面買取専門店「江戸市川」です。

今回お伺いしました地区は東京都世田谷区となります。

世田谷区は東京都23区部南西部に位置し杉並区、渋谷区、目黒区、大田区、調布市、三鷹市、狛江市のほか神奈川県川崎市と隣接する区です。

弊社も世田谷区にお住いのお客様から能面買取をはじめ茶道具買取や書道具買取、油彩画買取、掛軸買取、現代アート買取、版画買取、中国美術買取、骨董品買取、ならびに遺品整理などのご依頼でお伺いしております。

さて、この度買取致しました能面は顰（しかみ）です。

顰（しかみ）は鬼神面の一種で悪い鬼の面を表した面となります。

能面は小面などの女面や般若といった怨霊面と数種類に分かれます。鬼神面は顰のほかに獅子口、大飛出、小飛出などがございます。

鬼神面は人々にとって恵みであり且つ脅威でもある大自然の象徴として表現されることも少なくありません。

顰面は土蜘蛛や羅生門、紅葉狩などの演目で用いられます。

能は日本の伝統芸能とはいえなかなか馴染みがないのも事実です。私も高校生の時に伝統文化を学ぶ鑑賞授業で見たのが最初ではないでしょうか。

ただ顰などの鬼神面が用いられる演目はライトノベル的なファンタジー要素も多く鑑賞すると大変面白いことに気づかされます。

土蜘蛛や紅葉狩はいわゆる化け物退治なので視覚的にも面白く能初心者向けの演目かもしれません。余談ですが私も大学時代は敦盛と土蜘蛛を演じたくて一時能楽研究会に所蔵しておりました（笑）

買取致しました能面の裏には面打ち師の花押が書かれておりました。残念ながら面打ち師の銘は判別できませんでしたが出来栄えや保存状態、現在の市場での評価などを加味し査定額をご案内させていただきました。

こちらの能面はお亡くなりになられたご依頼者様のお祖母様のご遺品整理として買取いたしました。この度は能面買取にご用命くださりありがとうございました。

酒器・骨董・能面買取専門店「江戸市川」では能面の買取を強化しております。
鬼神面など能面買取をはじめ江戸時代の古い能面買取、また長澤氏春、堀安右衛門など有名な面打ち師の能面のご売却をご希望のお客様は是非能面買取専門「江戸市川」にお問い合わせ下さいませ。価値のわからない能面や古い能面などでも構いません。

他の買取業者では断られたお品でも査定・売却可能です。もちろん無料査定です。
電話0120-456-956、web、LINEからお気軽にご相談いただけましたら幸いです。

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