平素より大変お世話になっております。千葉県千葉市での酒器・骨董・昭和レトロ買取専門店「江戸市川」です。

今回伺いました地区は千葉市若葉区になります。

千葉市若葉区は千葉市を構成する行政区の一つです。同じ千葉市の中央区・稲毛区・緑区や佐倉市、四街道市、八街市、東金市と隣接し住宅地や住宅団地の広がる地区と自然が多く残された地区とバランスよく成り立っております。

さて、今回買取対象となりました昭和レトロは昭和家電のひとつ、レトロな扇風機です。型式からDM-12GBという1956年（昭和31年）に製造販売された三菱扇風機とわかります。

昭和レトロな扇風機の魅力はなんといっても「愛らしいデザイン」ではないでしょうか。

ダイソンの様に洗練された近代的なデザインではなく、三枚羽根に淡い緑色と丸みのあるデザインと色味にはどこか温かさが感じられます。

日本の扇風機の歴史はアメリカのゼネラル・エレクトリック（GE）の技術で芝浦製作所（現在の東芝）が1894年（明治27年）に製造したことから始まります。

1913年（大正2年）には川北電気企業社が12インチの扇風機を生産販売し人気を博します。それ以降大正時代は三菱電機、富士電機、日立製作所などの国産メーカーが参入し国産扇風機市場が盛り上がりを見せました。

大正時代当時の扇風機は黒色・四枚羽根・首振り機能・ガードが基本とある大変高価な電化製品でした。

昭和初期には川崎造船所（現在の川崎重工業）が左右と上下の首振り機能を同時に行う扇風機を発売します。

骨董品としての扇風機は戦前までの四枚羽根扇風機などが主流となり戦後の高度経済成長期に製造された扇風機は昭和レトロに属するかと思われます。

こちらの三菱扇風機も戦後高度経済成長期が始まる頃に生産された扇風機です、1950年代の扇風機とは思えない保存状態の良さで昭和レトロとして十分に買取対象となります。

ご依頼者様は近々ご自宅のリフォームをご計画中でご自宅整理をされている最中とのことでした。

ご自宅の倉庫を整理していると古い扇風機が見つかったので、いくらくらいになるか、価値のある扇風機かどうかの確認として昭和レトロ査定にご依頼くださいました。

3枚羽根であることや昭和30年代の扇風機ということで現在の市場価格をご案内し、ご納得いただける価格にて買取させていただく事ができました。

「捨ててしまうには忍びないし、大手のリサイクルショップではマニュアルを見て○○円というだけで不安だった。江戸市川に頼んで安心した」と仰って頂けたのが何よりの報酬です。

この度は昭和レトロ・扇風機買取並びにご自宅の整理にご用命下さりありがとうございました。

酒器・骨董・昭和レトロ買取専門店「江戸市川」では昭和レトログッズの買取を強化しております。
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