『勲章買取』これから勲章を売りたい方必読!勲章査定前に抑えておきたい勲章買取ポイントとは!?『勲章売却』

2021.03.16

  • 江戸市川コラム
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右より「明治三十七八年従軍記章」・「勲八等瑞宝章」・「支那事変従軍記章」いずれも戦争に行かれた方が授与されることが多い勲章と記章になります。

 

章査定前に抑えておきたい勲章買取ポイント』はじめに

勲章とは国家やその元首が、個人の功績や業績を表彰するために授与する記章となります。

日本では天皇陛下の名の元に授与されます。

 

ご遺品整理やご実家の整理をされていて勲章を発見された方はいらっしゃいますでしょうか。

昨今では「なぜウチに勲章が?」「遺品整理で出てきた勲章の価値はどのくらいなのだろうか?」「そもそも勲章は買取可能なのだろうか?」

とのお問い合わせをいただくことが多くなってまいりました。

 

例えば戦前に旧日本軍として従軍された方がお身内にいらっしゃいますと、その功績が評価され勲章を授与されたのかもしれません。

そういった明治時代・大正時代・昭和時代に授与された勲章の中には希少性があり歴史的も高く評価され高額にて取引されるものも存在します。

 

勲章はご家族の歴史・ファミリーヒストリーとしてそのまま引き継がれてもよろしいかと存じますが代替わりなどをされると価値観も異なるため、勲章を引き継ぐのがなかなか難しいとのお声も頂戴致します。

さらに勲章の価値なども分からず、しかし捨ててしまうには忍びなく、勲章を持て余してお困りの方からご相談をよく拝聴致します。

 

そこで当記事では実家整理や遺品整理で出てきた勲章の処分にお困りの方のために「買取対象となる勲章にはどういった種類があるのか」「勲章買取査定のポイント」などを重点的に案内したいと思います。ご実家にある勲章をどうしたらよいかお悩みの方にとって、少しでもお悩みが解消されましたら幸いです。

 

 

勲章買取り』買取対象となる勲章にはどういった種類があるのか?

お客様からのお問い合わせで多いのが「勲章のようなものが遺品整理中に見つかったのだが、どういったものなのか分からない」「勲章なのかどうかわからないけど買取可能かどうか」などが挙げられます。

いくらご身内の方が授与された勲章とはいえ、ご本人でない限りその価値や書類についてはわからないというケースが多く見受けられます。

 

先ず勲章の買取基準についてです。

勲章の買取評価は種類と勲位・勲等が基準となります。

日本における勲章の種類は「菊花賞」「桐花章」「旭日章」「瑞宝章」「宝冠章」そして「文化勲章」に分けられるのが一般的です。

 

その他にも「従軍記章」などの「記章(きしょう)」や「褒章(ほうしょう)」と呼ばれるメダルのようなものも存在します。

 

また戦前の満州国の勲章に「大勲位蘭花章頸飾」「大勲位蘭花大綬章」「龍光大綬章」「景雲章」「柱国章」があります。

韓併合前の大韓帝国時代の勲章には「金尺大勲章」「李花大勲章」「太極章」「紫鷹章」と4種類に分類されております。

 

そして勲位・勲等とは勲章の等級となります。

勲等・勲位は以下の通りです。

勲一等(正三位に相当)・勲二等(従三位)・勲三等(正四位)・勲四等(従四位)・勲五等(正五位)・勲六等(従五位)・勲七等(正六位)・勲八等(従六位)

 

勲一等より上位の勲章として「大勲位菊花大綬章」・「大勲位菊花章頸飾」が制定されますが皇族や内閣総理大臣などが対象となるため基本的には勲章市場に流通していない勲章となります。

 

・旭日章(きょくじつしょう)

旭日章は1875年(明治8年)に制定された日本で最初の勲章となります。

勲等は勲一等から八等で制定されました。その後2003年(平成15年)の制度改正により勲六等までの運用と定められました。

八方へ伸びる旭日をモチーフに赤と白の綬(勲章を下げるための紐)が特徴です。

ただ勲七等・勲八等は桐の紋のみが用いられます。

  

・瑞宝章(ずいほうしょう)

瑞宝章は1888年(明治21年)制定の勲章です。

勲等は勲一等から八等で制定されましたが旭日章同様に2003年(平成15年)の制度改正で勲六等までの六等級となります。

勲章のデザインは伊勢神宮の御神体である鏡と言われております。綬は藍(淡藍)に黄色の線が二本となります。ほとんど白に見える藍もありますので黄色の双線が目印となります。

 

・宝冠章(ほうかんしょう)

宝冠章は1888年(明治21年)制定の、女性を授与対象とした勲章になります。

2003年(平成15年)の制度改正により、それまで男性のみに授与されていた旭日章・桐花章・菊花章が女性にも授与されるようになり宝冠章は現在日本の女性皇族や外国人に対する儀礼的な運用に限られております。

勲等も現在では六等級で運用されております。

  

・金鵄勲章(きんしくんしょう)

金鵄勲章は日本で唯一の武人勲章であり、武功をあげた旧日本軍の軍人ならびに軍属の方に授与された勲章となります。

1890年(明治23年)に制定されました。金鵄勲章での勲等は功等といい、功一級から功七級までの七等級と定められておりました。

日清戦争から日露戦争、第一次世界大戦、満州事変、支那事変、第二次世界大戦(太平洋戦争・大東亜戦争)において功をあげた軍人に授与されましたが、敗戦に伴い軍部が解体され1947年(昭和22年)に金鵄勲章は廃止されました。

 

金鵄勲章のデザインは神武天皇東征の際、天皇の弓にとまった金鵄です。

綬はエメラルドグリーンに白い線が左右に一本ずつとなっております。

 

・景雲章(けいうんしょう)

景雲章は満州国で授与された勲章です。日本の旭日章に相当します。

勲位は勲一位から勲八位までで運用されました。

制定は1934年、勲章製造は日本の造幣局で行われました。

綬は白地に赤線が左右に一本ずつ入ります。綬の下には満州国皇室の紋章・蘭花紋を意匠化したものが入ります。

 

・柱国章(ちゅうこくしょう)

柱国章も景雲章同様、満州国で授与された勲章です。日本の瑞宝章にあたります。

制定は1936年、勲位は勲一位から勲八位までで運用されました。

柱国章のデザインは赤をベースとした八角形の上に十字が施された幾何学的な意匠となっております。綬は赤地に黄色の線が左右端に一本ずつ施されております。

 

・外国・海外の勲章について

外国や海外の勲章にも買取対象となる勲章が多く存在します。

人気が高いのが戦前のドイツの勲章や中国の勲章です。イタリアやロシア・ソ連の勲章にも需要があります。

外国・海外の勲章は大変種類が多いため、一概にすべてが高値買取対象の勲章と言うわけではありません。

またドイツの勲章には旧ソビエトや東ヨーロッパで作られた贋作も多いため注意が必要です。

価値のわからない外国・海外の勲章をお持ちでしたら、お客様ご自身で価値を把握されるためにも勲章査定をご利用いただければと存じます。 

 

・記章

記章は従軍記章と記念章とがあります。

記章はバッジやメダルのようなものなのですが、形やリボンから勲章買取でお問い合わせいただく事も少なくありません。

勲章買取のご相談の中でよく拝見させて頂くのが従軍記章になります。

従軍記章は戦前の戦争に参戦された方や従事された方に贈られる記念メダル・記念バッジのようなものとなります。

 

従軍記章には「明治七年従軍記章」「明治二十七八年従軍記章」「明治三十三年従軍記章」「明治三十七八年従軍記章」「大正三四年(大正三年乃至九年戦役)従軍記章」「昭和六年乃至九年事変従軍記章」「支那事変従軍記章」「大東亜戦争従軍記章」、さらに満州国での従軍記章「国境事変従軍記章」と多くの種類がございます。

 

従軍記章は発行枚数の多いものが多く高額買取となるはあまり多くありません。

ただ大きさや種類の多様さからコレクターズアイテムとしてニーズがあり、また一部の希少性の高い従軍記章は高値で買取可能となっております。

 

・勲記

勲記とは勲章授与時に受章者が戴く証書・証明書となります。

受章者の氏名・勲章の種類・勲等・受章年月日・授与権者の名称を表記し国璽が押されております。天皇陛下の親署(御名)が記されている勲記もあり、明治天皇であれば「睦仁」の親署(天皇陛下の署名)と国璽が押されております。

 

勲章と同時に授与されるのですが勲記だけでも買取対象となります。

時代性や勲等などにより勲記買取価格が異なりますので、一度勲章・勲記の査定買取としてお問い合わせいただければと存じます。

価値がわからない賞状のようなものに国璽や天皇陛下の御名、内閣総理大臣などの署名が記載されておりましたら勲記の可能性がございます。

 

勲記と同じように従軍記章にも「従軍記章の証(授与証書)」があります。こちらも勲記ほどではありませんが買取対象となっております。

 

 

『勲章買い取り』勲章買取査定のポイント

勲章買取では何点かご注意いただきたい勲章査定ポイントがございますのでご紹介したいと思います。

 

・勲章の保存状態に良し悪し

こちらは勲章買取に限らず骨董品買取や美術品買取にも当てはまるポイントとなります。

勲章の査定においては勲章の割れやヒビ、欠け、退色や変色の有無を確認させていただいております。

勲章は七宝製が多く釉薬がはげてしまう恐れや突起部分が折れてしまう可能性もございます。

また綬と呼ばれる勲章用のリボンは汚れやすいため重ねてご注意くださいませ。

勲章査定をご希望の方はまずコンディションのチェックをお願い致します。

 

・勲章の附属品の有無

勲章にはいくつかの附属品がございます。

先ずは保存用の箱です。漆で塗られた勲章専用ケースでは勲章の種類と勲等が書かれているかと思われます。この勲章を収める箱の有無で勲章査定評価は大きく変わりますので箱の有無をご確認下さい。

次に勲記の有無です。

勲記はお持ちの勲章の証明書となります。勲章と勲記はセットで授与されるため、どちらも揃っていると勲章買取査定ではプラス評価となります。

勲記は紙製ですのでシミなどの劣化に弱いため保存状態の良し悪しも査定ポイントとなります。

 

・従軍記章も箱の有無が重要

従軍記章などの記章にも専用の箱がございます。記章を収める箱の有無は大切な査定ポイントとなりますので捨てずに保存くださいませ。

また従軍記章にも授与証書があり、どちらも揃っているとプラス評価となります。

  

・勲章買取と同時に軍服や軍装品の買取査定

勲章買取や従軍記章の査定と同時に、軍服や軍装品もあれば査定に出されるのもよいかもしれません。

勲章は勲等や保存状態などによっては一点では買取が難しいと断わられてしまうケースも見受けられます。その際に旧日本軍の軍服や軍刀、軍装品の査定を行い、合計として買取査定する方法もございますのでご検討いただければと存じます。

軍服や軍装品は勲章と同時に発見されることも多く、価値がわからずどうしてよいかお困りの方からのご相談もよく耳にします。売る売らないは別として、一度勲章査定や軍服査定で価値を把握されるのもよろしいかもしれません。

 

 

『勲章査定前に抑えておきたい勲章買取ポイント』まとめ

勲章買取には買取対象となる勲章の種類と勲章査定のポイントが重要です。

勲章の買取は種類と勲等が基本となり、希少性や保存状態の良し悪しも勲章査定のポイントとなります。また勲記や勲章用の保存箱といった勲章に附属するお品物の有無も重要な勲章査定ポイントです。

 

ご遺品整理などにより勲章だけでなく従軍記章や軍服、軍刀、軍装品等も見つかるケースもございますので同時に査定されるのもよろしいかと存じます。

お身内の方が授与された勲章で価値のわからないとお困りの際も、売る売らないは別として、お持ちの勲章の価値をお客様ご自身が把握されるためにも一度勲章査定や勲章買取へお問い合わせいただければと存じます。

 

 

私ども勲章買取専門「江戸市川」ではご依頼者様のお気持ちに寄り添った勲章の買取を心がけております。

お身内の方が授与された勲章や従軍記章はご家族にとっても大切なお品物です。

そういったお気持ちを第一に考え勲章や従軍記章買取業務に努めております。

他の買取業者では断られたお品でもご依頼・売却いただけます。もちろん無料査定です。

もし現在お持ちの勲章・従軍記章の買取、ご売却や処分を検討されていましたら是非「江戸市川」にお問い合わせ下さい。

電話0120-456-956・メール・LINEでのお問い合わせを承っておりますのでお気軽にお声掛け下さいませ。

 

江戸市川の勲章買取査定詳細はコチラ↓

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