0120-456-956
ブログ
お知らせ
2020年11月16日

【古写真買取】古い写真や白黒写真の買取について知っておきたいマル得情報【古写真売却】

 

【古写真売却】はじめに

ご実家の整理やご故人様の遺品整理をされていると古い写真がまとまって出てくることがございませんでしょうか?

故人様が映った写真をはじめご近所の方や当時お住まいだったところの風景写真、また旧日本軍として先の大戦に従軍されていた方ですと軍服や当時の戦艦、飛行機、ご戦友などが映った古写真は今はない情景として風土研究や歴史研究、また民俗研究の資料として価値が見直されております。

 

写真の歴史は幕末に銀板写真の技術が持ち込まれたことから始まります。

明治時代、大正時代、昭和時代、そして平成、令和と時代が動く中、写真だけは時代の「その時」を映し出します。

とはいえ、あまり古い写真にご興味のない方にとっては「どんな古写真に価値があるのか」「そもそも古い白黒写真なんて買取可能なのか」などお分かりにならないことの方が多いのではないでしょうか。

そこで今回は「どういった古写真や白黒写真に価値があるのか」「高額買取されやすい古い写真の種類」などをご説明していきたいと思います。

ご自宅や倉庫、納戸などから古い写真や写真を収めたアルバム、写真帳(写真帖)などが見つかり、処分にお困りの方、捨ててしまうには忍びないと思われている方がいらっしゃいましたら、この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。

 

 

【古写真処分】写真の歴史について

日本の写真技術は幕末にアメリカより伝わります。

1860年代初めにはアメリカの写真家で商人であるオリン・フリーマンが横浜で最初の写真館を開きます。翌1861年に鵜飼玉川がフリーマンの写真機材一式購入し、江戸の薬研堀(現在の東京都中央区東日本橋周辺)にて日本人最初の写真館を開きます。また長崎では日本で最初期の写真家の一人、上野彦馬が1862年上野撮影局を開業します。ここで撮影された坂本龍馬の写真は大変有名な幕末期の写真の一枚です。同年に横浜で下岡蓮杖(下岡久之助)が写真館を開業します。

さらに京都では堀与兵衛(大坂屋与兵衛)、函館では木津幸吉、上野彦馬の弟子・富重利平が福岡で開業するなど日本各地で写真館が興ります。

この様に幕末から明治にかけては写真家が写真館を開き写真を撮るのが通例であり今日のように誰もが手軽に楽しめるものではありませんでした。

それ故に幕末期や明治初期の古写真は貴重な歴史的資料として高額買取が見込める文化財の一つとも言えます。

 

また幕末から明治初期の写真の影響にフェリーチェ・ベアトの存在を忘れてはいけません。

ベアトは写真に日本の水彩画の技法を用いて色付けを行った着色写真(彩色写真)を手掛け、そこに弟子の日下部金兵衛が発売した螺鈿細工や蒔絵を表紙にした着色写真アルバムは「横浜写真」と呼ばれ、外国人観光客相手のお土産写真として人気を博しました。

この頃の写真には「鶏卵紙」と呼ばれる印画紙が使用されておりました。日本画の顔料で色鮮やかに着色され、日本人が見るといささか異国情緒溢れる写真なのですが当時の外国人観光客のニーズには合致し商業的にも外貨獲得に大きく貢献します。ある意味浮世絵に変わる日本の風俗を描いた資料とも言えます。しかしその後、絵葉書が出現すると観光客相手の写真は廃れてしまいました。

ネガはガラス板が主流で鶏卵紙との相性もよくこの時代の写真によく見受けられます。

 

あまり一般的ではなかった写真が大衆化するのは1871年のゼラチン乾板の発明と1888年アメリカのイーストマン・コダック社から発売された写真フィルムの原点とも呼ぶべきロールフィルムによるところが大きいでしょう。

ゼラチン乾板はそれまでは難しかった屋外での撮影を容易にし、さらに感度も従来のものより高かったため瞬間的な動きの撮影も可能となりました。

イーストマン・コダックが販売したロールフィルムカメラは「あなたはシャッターを押すだけ、あとは我々におまかせ」のキャッチフレーズで一躍話題となります。これは分かりやすく説明しますと「写ルンです」のリサイクルとでもいうところでしょうか、フィルム入りのカメラをお客様が購入し撮り終わったら現像に出す、そして新しいフィルムを入れてお客様へ送り返すというシステムの商品です。

この発想は当時に大衆市場に安価な写真器具として人気を博しました。それと同時に乾板カメラも高品質な写真を提供できるため大変需要が高く人気がありました。

この時代の撮影器具は移動が簡単になったため風景写真やスポーツ大会、また軍隊でも用いられ、その当時を表す貴重な資料として高値での買取も可能な古写真も残っております。 

 

 

【古写真買取】高値買取が期待できる古写真の種類

写真の歴史的観点から鑑みて、発明された時期に近いほど写真自体の希少性が高く、高額で買取されると言えますが、その一方で被写体やモチーフも高額買取の一因となり得ますのでこの項では一部ご紹介したいと思います。

 

幕末・明治初期の古写真

ガラス板・鶏卵紙による幕末期や明治初期の古写真は高額買取される可能性が高いと言えます。

特に幕末好きの歴史ファンは多く、幕末に活躍した志士の写真は希少性に加え市場ニーズも高く大変高額買取となるケースも見受けられます。

坂本龍馬や新選組関係を撮った古写真は歴史的意義も大きく、歴史研究上大変重要な資料となることがございます。

また先述しました「横浜写真」も当時の風俗を知る上で優秀な資料となりますので古写真の買取対象としての価値は十分にあります。

 

戦争資料としての古写真

こちらは主に先の日中戦争・大東亜戦争・太平洋戦争時の出兵写真や基地での訓練の様子、また朝鮮や満州、台湾などで撮影された風景写真や建物、生活風景、従軍の様子などを写した古い写真となります。

予科練の方ですと航空写真を多く遺されていたケースもございました。日本軍学校の卒業記念や各軍隊の印刷アルバムも人気があり高い金額で買取されることもあります。

また当時は満州や朝鮮にお住まいだった方も少なくなく、当時の満州での生活の様子や今では見ることのできない風景や建物などを写した古写真は戦争という時代を知る上で大変貴重な資料となり高額で買取される古写真となります。

同じ様に満州や朝鮮を写した古い絵葉書も買取対象となりますが絵葉書は構図とモチーフが決まった観光用土産としての役割があり、より身近な情景を捉えた古写真とは少し意味合いが変わってくるでしょう。しかし共に戦中の様子を色濃く残す歴史的資料としての価値が高く、保存状態にもよりますが、高額買取されやすい傾向にあります。

 

風俗資料としての古写真 

大正時代頃になりますと東京をはじめ都市の様子は大きく様変わりして参ります。

馬車から自動車、路面電車へと移動手段が変わり、鉄道も敷設されます。鉄道関係の古写真は鉄道マニア垂涎の商品となります。

こういった生活様式の変化は当時の風俗や建築物を知る上で貴重な資料となります。

関東大震災で焼失してしまった浅草の通称「浅草十二階」こと凌雲閣は古い写真や古い絵葉書でしか知ることができません。こういった古写真や古絵葉書も高額買取対象となり得ます。

 

中国の古写真

これは旧日本軍は支配していた満州の様子を写した写真は勿論、清王朝時代の貴重な写真や1900年代の上海など日本が支配した以外の中国都市の様子を撮った古写真も含みます。

戦後の中国古写真も中国現代史を学ぶ上で貴重な研究資料となり高値で買取される可能性があります。中国に海外旅行などで行かれた方が記念に撮った観光写真が思わぬ高額買取に繋がる可能性もございます。  

 

古いアルバムや写真帖(写真帳)はまとめ売りがお得

全ての古写真が買取価格が付くというわけではありません。家族旅行の写真など、中にはどうしても一枚では値段を付けることが難しい古写真が出てくることもしばしばございます。

アルバムや写真帖などでまとまって写真が出てきた場合、一枚一枚では買取が難しい古写真も数の理論である程度の買取価格になることも少なくありません。

古い写真を廃棄される前に先ずはご相談下さい。

 

 

古写真を売却する際の注意点

古い写真が出てきた際に注意していただきたいのが「古くて汚い写真なので捨ててしまう」「写真アルバムがボロボロなので捨ててしまう」ことです。

古い写真や絵葉書は紙製品なため保存状態によっては劣化が激しく退色が進み大変傷んだ状態のものも多く見受けられます。

引っ越しやご自宅取り壊しでお時間が迫っている場合、汚れや傷みの目立つ古写真は捨ててしまわれがちです。しかしその中に貴重な建物や人物、戦艦などが写っている可能性も十分ございます。

捨ててしまう前に古写真の買取査定に一度出されることを強くお薦め致します。

その際は古い写真に詳しい買取店へご相談されるのがよろしいでしょう。せっかく貴重な写真があったにも関わらず古写真に対する知識不足から価値を見出せない買取業者も少なくありません。

買取店の内容などから判断され、お問い合わせされることが肝要かと存じます。

 

 

【古写真買取】まとめ

白黒やセピア色の古写真は古写真自体の希少性や戦争・風俗・風景など歴史研究上の優秀な資料といった観点から高額買取される可能性が十分あります。

特に侍が写った写真や、幕末・明治初期の古写真、日本兵、戦艦・航空機といった日本軍の古写真、さらに満州や朝鮮・台湾など日本統治下にあった外国の風景写真や生活写真、そして中国の古い写真はコンディション次第で高値買取となることも見受けられます。

実家の整理やご故人様のご遺品整理をされている最中に古い写真やアルバム、写真帖が出て参りましたら廃棄処分されずに古写真買取でご依頼ください。

 

 

弊社「江戸市川」ではご依頼者様のお気持ちに寄り添った古写真買取を心がけております。

お預りしました古写真の多くは歴史学を学ばれている研究機関の方や中学・高校で歴史の教師をされている方の教材としてお譲りしております。

お持ちの古写真を次の世代の方に役立てたいとお考えでしたら是非古写真買取専門「江戸市川」へご相談ください。また同時に教材としてお使いになりたい教職の方も是非ご相談下さい。

 

他の買取業者では断られたお品でもご依頼・売却いただけます。もちろん無料査定です。

もし現在お持ちの古い写真のご売却や処分を検討されていましたら是非「江戸市川」にお問い合わせ下さい。

電話0120-456-956・メール・LINEでのお問い合わせを承っておりますのでお気軽にお声掛け下さいませ。

 

 

江戸市川の古い写真・古写真買取査定詳細はコチラ↓

古写真の買取・査定は江戸市川へお問い合わせください


酒器・骨董・古写真買取専門店「江戸市川」

住所:132-0003江戸川区春江町2-10-15

 

電話:電話0120-456-956

(受付時間午前9時~午後9時)

買取品目

傷や汚れ破損している商品でも
しっかり見極めて買取いたします。