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古伊万里・氷裂菊花文蕎麦猪口の買取（江戸中期・酒器買取）千葉県浦安市猫実

平素より大変お世話になっております。千葉県浦安市での酒器・骨董買取専門店「江戸市川」です。

今回お伺いしました地区は千葉県浦安市猫実になります。浦安市猫実は浦安市役所などが置かれる浦安市行政の中心地区です。猫実の歴史は古く江戸時代初期には塩田があったことでも知られております。現在の浦安市猫実は同じ浦安市海楽・堀江・当代島・北栄、さらに江戸川を隔てて江戸川区東葛西と接し、東西線が通る都心のベッドタウンでもあります。

余談はさておき、今回買取対象となりました酒器は古伊万里の蕎麦猪口です。
底がいわゆる「ベタ底」なので時代的には江戸時代中期頃の作風だと思われます。
氷裂菊花文と呼ばれる氷にヒビが入ったような文様と菊の花が描かれた手は蕎麦猪口の中でも人気の手となります。江戸時代中期頃の古伊万里ですと焼き上がりも良く指ではじくとピーンと高い音が鳴ります。
以前の古伊万里・蕎麦猪口ブームであれば高額買取される手でしたが現在古伊万里や蕎麦猪口などの相場を落ち着きをみせているため買取価格5000円にて買取いたしました。

蕎麦猪口は元来茶席や懐石膳で用いられた珍味入れや向付だったと考えられております。
蕎麦食が盛んにあるのが江戸時代後期頃からですがそれ以前より所謂「蕎麦猪口」の形をした器があったことからもそう捉えるのが自然でしょう。
江戸時代中期頃の蕎麦猪口のサイズは小振りなものが多く、それこそ日本酒を飲むのに丁度よいサイズ感だと個人的には思います。

　
お客様にお話をお伺いしますと、お客様自身が蕎麦猪口や幕末期の伊万里焼などといった生活骨董がお好きな方で骨董祭や蚤の市に行かれて少しずつご蒐集されてきたそうです。
また日本酒がお好きでその日の気分によって蕎麦猪口の絵柄を選び晩酌を楽しまれていたとのことでしたが、ご自身がご高齢ということもありご子息様のところへ引っ越しされるためコレクションの処分のため酒器買取専門店である「江戸市川」にご依頼くださいました。

この氷裂菊花文の蕎麦猪口はお客様お気に入りの手なのですが二つあるので一つは手放し、もう一点は持っていかれるとのことでした。今回はこの蕎麦猪口の他にも江戸後期の蕎麦猪口や明治以降の印判手、さらに伊万里焼の膾皿や豆皿といった古道具や古民具に属する生活骨董も多く買取いたしました。古道具や古民具などの生活骨董はお値段がお手頃なので気づくと沢山集めていたというのはよくある笑い話ですね。
この度は古伊万里の蕎麦猪口並びにたくさんの生活骨董を買取させていただきありがとうございました。

酒器・骨董買取専門店「江戸市川」では酒器・蕎麦猪口の買取を強化しております。
徳利や盃、ぐい呑、猪口、蕎麦猪口といった酒器の買取や江戸時代後期の伊万里焼膾皿、豆皿、印判手などのご売却をご希望のお客様は是非酒器・骨董買取専門店「江戸市川」にお問い合わせ下さいませ。
電話0120-456-956、web、LINEからお気軽にご相談いただけましたら幸いです。

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