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木彫りの熊買取（熊ボッコ・北海道民芸品）江東区永代

平素より大変お世話になっております。東京都江東区での酒器・骨董・木彫り熊買取専門店「江戸市川」です。

木彫り熊の出張買取でお伺いしました地区は江東区永代になります。

江東区永代は江東区西部、深川地区に位置し、同じ江東区佐賀・福住・門前仲町・牡丹・越中島、そして中央区新川と接する地区です。

隅田川にかかる永代橋は江戸時代、徳川幕府5代将軍綱吉の誕生から50年を祝う記念事業として架橋されました。　

買取対象となりました木彫りの熊は「熊ボッコ」と呼ばれている木彫りの熊になります。

熊ボッコは北海道旭川にある昭和2年創業の北海道民芸品店「トミヤ郷土民芸」で昭和31年に始めて製造販売された新しい木彫りの熊の形となります。

従来の旭川系木彫りの熊とは全く異なる、まるでぬいぐるみのような二頭身くらいの木彫りの熊です。

トミヤ郷土民芸の熊ボッコはエゾ松やトド松を原料に木の年輪を活かした造形美が特徴的です。

それに比べると、こちらの熊ボッコはどちらかというと従来の木彫りの熊の彫り方で造形のみ熊ボッコの木彫り熊と言ってもいいでしょう。

裏には昭32・4・31とありましたのでトミヤ郷土民芸で熊ボッコが販売された翌年のものとわかります。

お持ちだった方はご依頼者様のお母様で残念ながらお亡くなりになられており、ご依頼者様も詳細についてご存知ではなく北海道旅行でご購入された木彫り熊としか分からないとのことでした。

ガラス目で従来通りの木彫り熊の彫り方ですのでトミヤ郷土民芸の熊ボッコにあやかる形で木彫り熊職人が制作した熊ボッコ風の木彫り熊という表現が正しいのかもしれません。

ただ、いずれにしましても熊ボッコらしい二頭身の愛くるしさは変わりなく、ご購入された故人様のお気持ちを癒してくれる存在だったのではないでしょうか。

木彫りの熊や熊ボッコは製造数も多いため買取価格としては控えめとなりますが、ご依頼者様にご説明させていただきご納得いただける価格にて買取をさせていただきました。

旅行先で民芸品を買われるのがお好きな方だったご様子で木彫りの熊のほかにも創作こけしや張子人形などの郷土人形をご蒐集されておいででした。

ご遺族様とご一緒にご不要な物と形見分けされるお品との仕分けのお手伝いをさせていただき、木彫りの熊ならびに創作こけしなどの郷土人形を買取させていただくこととなりました。

この度は熊ボッコの買取並びにご遺品整理にご用命下さりありがとうございました。

私たち「江戸市川」では木彫りの熊の買取を強化しております。
もしお持ちの木彫りの熊のご売却や処分を検討されていましたら是非「江戸市川」にお問い合わせ下さい。また木彫りの熊をはじめアイヌ工芸も買取させていただきます。

他の買取業者では断られたお品でもご依頼・売却いただけます。
電話0120-456-956・メール・LINEでのお問い合わせを承っておりますのでお気軽にご相談下さいませ。

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