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アイヌ玉・アイヌ首飾り（シトキ・タマサイ）の買取（東京都世田谷区）アイヌ買取

平素より大変お世話になっております。東京都世田谷区での酒器・骨董・アイヌ工芸・アイヌ民芸買取専門店「江戸市川」です。

今回アイヌ工芸・アイヌ民芸買取で伺いました地区は東京都世田谷区成城になります。

世田谷区成城は閑静な住宅街と共に成城学園を中心とした学園都市としても有名な地区です。小田急線成城学園前駅を中心とし、都心へのアクセスも良好と住宅地として大変人気を集めました。

また世田谷区成城は住民が中心となり、成城の景観が守るために成城憲章が紳士協定として制定したことでも知られております。

さてこの度買取対象となりましたアイヌ工芸・アイヌ民芸はアイヌ玉の首飾りです。

アイヌ玉とはアイヌの人々が宗教行事や通常儀式のために用いた玉の総称になります。アムール川流域の山丹交易や和人との交易の際に流入したガラス製の玉をアイヌの人々が用いるとアイヌ玉と呼ばれたため、その産地も中国であったり江戸であったりと様々です。アイヌ玉と言えば水色・浅葱色（あさぎいろ）の玉を思い描く方も多いと思いますが黒色のものや透明なものも含まれます。

そしてこのアイヌ玉を用いて作られた首飾りをタマサイ、金属製の飾り板をシトキと呼びます。

アイヌの首飾り（タマサイ・シトキ）は母から娘に代々受け継がれ、女性の宝物（イコロ）として大切に保管されました。またアイヌの首飾り（タマサイ・シトキ）は人間の体に見立てられ、シトキを基準に一番近いアイヌ玉をサパネタマ（頭玉）、その上をレクツンタマ（頸玉）、ペンラムタマ（胸玉）、ツマムタマ（胴玉）、テクンタマ（手玉）そしてケマウンタマ（足玉）と人体の名称が付けられます。

買取対象となりましたアイヌの首飾り（タマサイ・シトキ）はご依頼者様のお父様がアイヌの方と仕事をしていた関係で頂いたものとのことでした。いつ頃かあったものかはわからないが物心ついた頃にはあったそうです。シトキに用いられた巴紋様は18世紀以降に見られる文様で、19世紀に入ってから多く生産されます。希少な一点物かと存じます。

この度はアイヌの首飾り（タマサイ・シトキ）買取にご用命下さりありがとうございました。大切にして下さる方へ責任をもって橋渡しをしたいと思います。

酒器・骨董・アイヌ工芸・アイヌ民芸買取専門店「江戸市川」ではアイヌ首飾り（タマサイ・シトキ）の買取を強化しております。
アイヌの首飾り（タマサイ・シトキ）買取をはじめカパラミプやルウンペ、チヂリといった木綿衣やアットゥシ、蝦夷錦などのアイヌ衣装・アイヌ装束買取や二風谷イタなどの伝統的工芸品買取、そしてアイヌ彫刻やアイヌ木工といったアイヌ工芸（アイヌ民芸）のご売却をご希望のお客様は是非酒器・骨董・アイヌ工芸・アイヌ民芸専門店「江戸市川」にお問い合わせ下さいませ。

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