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アフリカ民芸・アフリカ民具の買取（神奈川県鎌倉市）ケニア・トゥルカナ族ミルク入れ容器

平素より大変お世話になっております。神奈川県鎌倉市での酒器・骨董・アフリカ民芸・アフリカ民具買取専門店「江戸市川」です。

今回は神奈川県鎌倉市在住の方から買取いたしましたアフリカ民芸・アフリカ民具よりケニア・トゥルカナ族の水筒・ミルク入れをご紹介したいと思います。

トゥルカナ族はケニア北西部の乾燥した草原地帯に住む牧畜民になります。

牛をはじめヤギ、ヒツジ、ラクダ、ロバを飼育し移牧を行うことで知られております。

それらの肉やロバ以外の家畜乳と血を主食とし、食生活の中で農作物が占める割合はごくわずかです。

画像の水筒は羊やヤギ、ラクダなどの家畜の革を用いて作られたものです。中には主にミルクなどを入れているそうです。

北アフリカなどの遊牧系部族はラクダのミルクを飲むことでも知られており、チーズも保存食としてよく作ります。確かに蓋を開けますと中は少しミルクのような香りが致します。

アフリカ民具には革製の容器の他にもヒョウタンを用いた容器がありますが、こういったアフリカ民具はなかなかクセの強い民芸・民具でもあり、欲しい方とそうではない方がはっきりと分かれます。

お持ちの方は1980年代にケニヤでトゥルカナ族の調査に行かれており、こちらのアフリカ民芸・アフリカ民具も実際に現地のトゥルカナ族の方から頂いたミルク入れとのことでした。

ケニヤといえば先ず思い起こすのがマサイ族ではないでしょうか。マサイ族はケニア南部からタンザニアにかけて住む部族です。テレビの影響もありマサイ族は日本だけでなく世界中で大変よく知られる部族となりましたが、一方ケニア北部のトゥルカナ族の知名度はそこまでではありません。

こうしてアフリカ民芸やアフリカ民具を通して私自身にとっても大変勉強となる買取となりました。現在SDGｓで多様性が求められる時代において、買取業務を通して様々な民族文化に触れることができることは仕事冥利に尽きます。この度はアフリカ民芸・アフリカ民具の買取にご用命下さりありがとうございました。

酒器・骨董・アフリカ民芸買取専門店「江戸市川」ではアフリカ民芸（アフリカ美術・アフリカアート）・アフリカ民具の買取を強化しております。
アフリカ牧畜部族の水筒・ミルク入れをはじめ部族の仮面やアフリカ木工品、アフリカ布などのアフリカ民芸（アフリカ美術・アフリカアート）買取やご売却をご希望のお客様は是非「江戸市川」にお問い合わせ下さいませ。

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